気まぐれ日記
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ツクール4。買ってから面倒くさいと理由で作れないでいた。 ダンジョン一つ。村二つの簡単なものを作ろうと最近思った。 もちろん、箪笥を調べると薬草が出てきて、セーブは教会で、回復呪文は「ホイミ」。 冗談です。
セリナがいなくなった。 夏目は、最初迷子にでもなったかと思った。しかし、それはあまり考えられなかった。セリナは迷子になったことはない。 結局一晩帰ってこなかった。次の朝、井上に連絡をした。ドールには一応発信機やコード番号など身元を証明するものがあるが、セリナには搭載されていない。だから、結局は、彼が探すしかなかった。 「午後から僕も探せるから」 井上もセリナのことは心配だった。すぐに探したいと思ったが思うところがあり、あえてそう答えた。 彼は電話を切ると、外に出てセリナを探しに行った。闇雲に探しても見つかるはずがない。そして、暑さと炎天下。それは彼の体力を奪うのに十分だった。 夏目がぶったおれているのを見つけたときは、あんまり驚かなかった。事前に身体が弱いことを聞いていたのは助かった。 俺は夏目を担いで家に戻った。 「母さん、氷ある?」 母は、驚いた顔していた。 「あんた、その人は?」 「ああ、これ、前にバイトで知り合った友人。日射病か夏バテかなんかだと思うんだけど……」 「しょうがないわね。ほら、アイスノン。しばらく寝かせておきなさい」 感謝しろよ、夏目。俺のおかげだからな。などと、心の中でつぶやいておいた。別に恩を着せるつもりはないが。 「じゃ、俺、バイト行ってくるから」 「ああ、行ってらっしゃい。夏目さんのことは心配しなくていいよ。見ておくから」 母の言葉に安心した俺は、再び外に出た。
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