気まぐれ日記
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早いですね。もう、八月ですよ。 そして、まだ暑い。シャワーしたそばからもう、汗かいてる。 くそっ! ゲジゲジさえでてこなければ……。窓あけるのに。
「ゼデューの日記」
彼女と旅を始めてからどのくらいたっただろうか? 二人旅が三人になり、毎日が楽しい。 神殿にいたときは、そう思えなかった。規則的にしかすごせない空間。厳しいしきたりの中。それが、今はない。自由すぎて軽すぎて、生きている心地がしない。 「どうしたの? ゼデュー」 フレクアさんの声でふと我に返った。 「いえ、なんでもありません」 「そう。でも、休んでいないわね、最近」 「そうか? 見てるとちんたら移動しているだけじゃん」 悪魔族のオーフさんが、そういうと彼女は、「悪魔と一緒にしないでください!」と強く言った。オーフさんがひるむ。 「だから、疲れがでてきたのかしら?」 「そんなことはないですよ」 「そお?」 「ただ、今までが縛られていたせいか、自由すぎてどうしていいのかわからないのです」 「もしかして、旅にでて、後悔しているの?」 「いえ、全然」 「そう……私はね、ゼデューには幸せになってもらいのよ。何らかのストレスを持っているのではないかって」 「そうそう、でなけりゃあんな……ぐげっ!」 何か言いかけたオーフさんの横腹にフレクアさんんの蹴りが入った。しかし、彼女が僕をそう、見ていてくれているとは……。 「だから、旅をすることで、その……」 そのとき、何かグラスの割れる音が聞こえた。とたんに鼓動が早くなるのを感じた。悲鳴と怒鳴り声が身体を熱くする。
気づくと、部屋のベッドの上にいた。 「大丈夫?」 「毎回のことだが、フレクア嬢になぐ……いやいや、喧嘩に巻き込まれて殴られたんだよ。お前は」 「ああ、そうですか?」 その前後の記憶があいまいだが、説明がつく。後頭部がずきずきしている。 「駄目よ、喧嘩止めようとして入っていっては」 「はい、すいません」 そうした覚えもあまりないが、うなずいておいた。 「じゃ、今日はゆっくりしてね。あなたの看病で私も眠いですから」 フレクアさんがカーテンで仕切った部屋に入っていった。僕も心地よい眠りにつける。 オーフさんはなんだかつまらなそうにしていた。
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