気まぐれ日記
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2004年07月10日(土) つけたし

 どう見ても、レストランとかで見かける、ナイロン袋入りのおしぼりだったんですが……。あれで、ハンドル・ダッシュボード拭いたら真っ黒になっちゃいますよ? ちなみにジョモ……。コスモで「内側拭いてくださいと」雑巾かしてもらったことはあります。

 かなり時間が経った。まだグラスドラゴンが眼を閉じている。ルヴィアは待ちきれないでうろうろし始めていた。外は真っ暗になっていた。
 「そうだね……多分、丸い物になっていると思うわ」
 眼を開けたドラゴンは言った。
 「そうか、ありがとうフェリエス」
 「ちょっと、待て」
 と、ルヴィアが待ったをかける。
 「なんだ、その丸い物って……」
 「エミィシェルの魂がかたどったものだ。そのくらいわかるだろう」
 「そうじゃなくて、なんだ、その大雑把な表現は」
 「仕方ないだろう。せいぜいわかるのはそれくらいが限度なんだ。少なくとも三角や四角ではない」
 「……それで、探すつもりなのか、セルヴェス」
 「まあ、時間はあるはずだ。じゃあ、これで失礼する。世話になったなフェリエス」
 去ろうとする彼らをグラスドラゴンは止めた。
 「これだけは言っておくよ、セルヴェス。ジグルという人間は生きている。それと、あの子の首を切った人間……ドラゴンスレイヤーがいることを覚えてなさい」
 「……そうか、そうだな。気をつけるよ」

 彼らが帰ってきたのは翌日の昼だった。当然ながらヴィニーはかなり不機嫌である。
 「今日も泊まるわけ?」
 「悪いが、疲れた。寝る」
 ヴィニーは騒ぎ立てたが、三人はぐっすり眠った。仕方がないので彼は散歩することにした。この辺境に来て何度目か、もう忘れてしまった。道が分かれているのでいつもと違う方を歩く。こっち側は初めてだった。
 「なんだよ、もう……。明日には絶対出発、そうだ。たたき起こすからね……あ、今日のうちにしたくしなきゃ」
 などと、一人で言っていた。ふと、草むらに眼をやると、きらっと光るものがあった。よく見ると、コインだった。
 「これ、どこのお金だろう?」
 金色で、丸く、少し大きめ。読めない文字書かれていた。この国のお金ではないと思った。ヴィニーは何気なしにそれを拾って内ポケットにしまった。
    
                    そのうち、続きを


草うららか |MAIL

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