気まぐれ日記
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2004年04月19日(月) 続けて書くのは

 ちと、疲れます。
 コンサートレポート書きました。(暇だったら見てください)
 で、その後パンフ(チラシの方)を見たのですが……『〜服装の規正なんてありませんのでお気軽に御来場ください』(by植松氏)そうですね、でも、会場でコブラツイストをかけてもらうのは  以下略(笑)。
 本当に気さくな方です、植松さんは。

 「こりゃ、駄目だな」
 最初から、教えなければならない。そう思ったのは食事中だった。ディースネイアがため息をついている。何しろ、食器の持ち方を知らず手づかみで食べている。それがきれいに食べるのならまだいいが、そうでないのだ。
 「何? 失望した?」
 ロセウが聞いた。もしかしたら試されているのかもしれない。いyた、わざとかも。
 「いや、先が思いやられるって思っているだけだよ」
 「ふーん。でも、おれ、ここで暮らすつもりない。人間と共に住みたい」
 「無理だ。エルフの里でなら引き受けてくれるかも知れない」
 「だめだめ」
 「そうです、妖精主。この子がどんな目に合うか……」
 「おれは、忌み嫌われる存在だよ。きっと。母ちゃんはおん出されて、二度と帰れなかった」
 妖精主は首を振った。
 「あの、石頭集団め……。ロセウ、あんたは自分でそう思っているのか?」
 「そうさ、なんでおれが生まれる? どうなっているのか分からない。その上、両親を殺されて珍獣とされて見世物にされた」
 「……あんた、男だよな?」
 「見て分からないのかよ? それとも、男だからしっかりしろとかどうのこうのって言うのか?」
 エルフの男は、百人に一人とも言われる。もしかしてそれ以下かもしれない。そんな率なのに、ロセウは男として生を受けた。
 「エルフの男が生まれる確率は知っているか?」
 「? なんだよいきなり」
 「ものすごく低いんだ。この意味どういう意味かわかるな」
 「ああ、男は少ないから貴重だって」
 「だけど、偶然かもしれないがあんたは生まれた。もしかして、人間の血が交わることによって男が生まれる率が高くなるのかもしれない。もし、エルフの男が全くいなくなったら……」
 「なんだよ、兄ちゃんの話跳び過ぎだよ!」
 妖精主がはっとする。われに返った。
 「ああ、悪い。変なこと考えてた」
 少し、頭を冷やしてから妖精主が言った。
 「君に近いエルフがいるんだが、そいつにくっつけてみるか」

 ばさばさの金髪に褐色の肌を持つ青年がそこに現れたのは、二日たったころだった。
 「妖精主に呼ばれるとは、思わんかった」
 「ああ、待ってたよ」
 「お主を見ると、奴を思い出す」
 青年はふてくされたような顔をする。
 「で、これが、そうか?」
 「アニム、悪いけど引き取ってくれ」
 「……おぬしらは全く。どうして手に負えんものを押し付けるのだ」
 「あんた、子供欲しいって。自分の子供いるのに」
 「言っとらん。それに、子供はいるが、父親ではない。エルフにはもともとそんなのはないからのう」
 エルフの男は本来怠け者である。子育てその他はすべて女がやる。
 「まあ、そんな世界がいやだからこうやって旅をしているのもある。まあ、連れがいても構わん。ついてくるか?」
 「……アニムは、さあ、いくつ?」
 「百くらいかな。はっきりはしてない」
 「……人間の世界は楽しい?」
 「まあまあだ」
 「じゃ、ついてく」
 


草うららか |MAIL

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