気まぐれ日記
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2004年02月11日(水) 遅くなりました。

 では、すぐ始めます。

 宿が決まり、すぐ夕食。食べ終わったら皆、部屋に戻って休むことになった。ルイだけが別の部屋だが隣にある。
 「疲れたのう。さすがに」
 「こんだけでかい街だとな。歩くだけでも疲れる」
 「俺も、疲れた。こんな人の多いのも初めてだ」
 三人はもはや寝る仕度をしていた。
 「本当に寝るのだな、二人とも」
 「ああ」
 「これ以上起きて、何をするんだ?」
 アニムが明かりを消すとすぐに寝息が聞こえた。

 「自由行動だ」
 アニムが言う。朝食の席でのことだった。
 「ほんと? ほんとにいいのアニム」
 ルイがうれしそうに聞き返した。
 「各自おのおの見たいものを見ると良い。こんな大きな街では何が変わったことなのかわからん。手分けして情報を集めるのだ。ただし、昼食代などは各自で払うことだ」
 「留守番ってのはだめか?」
 と、ブロード。面倒なようだった。
 「いや、構わぬ。ただしこの近辺の情報集めを頼む」
 「……留守番じゃねえ」
 「あとは、帰りもここに帰ってこれるよう。場所を把握することだのう」
 朝食が終わると、ルイはすぐに用意をして街の中に繰り出した。
 「アニム、パンフの予備あるか?」
 「パンフならこの宿にもある。買え」
 「お前が持ってるのをちょっと見せてくれ」
 ケチだのう、と言いバルクにそれを渡す。世界各地の大きな街を紹介しているパンフレットである。アニムが行ったことのある場所にはいろいろ書き込みがしてあり、どのレストランがうまいか、どの宿が安いか、服を売っている店ではこうだ、などなど書かれている。アルマスの都にはこの宿が書かれている。『とりあえず安い』と。
 「名所っていっぱいあるんだな」
 「小生はこの博物館に行こうと思うのだが……」
 「じゃあ、俺はこっちの遺跡にする」
 バルクの行き先も決まり、二人も街へ繰り出した。ブロードはふらふらと近所の公園へ散歩に出た。


草うららか |MAIL

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