気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
この忙しいさなか、ゲーム発売。社会人はつらいっしょやね。
「と、いうわけで、俺は研修旅行に行く」 ブロードは手短に説明した。 「カルミアのことといい、お前のことといい。何がなんだかさっぱりわからん」 バルクが怒鳴ったが、それだけだった。説明したのがイーリスだったが悪い。しかも、彼が魔族になったはいまだ原因は不明だ。だから彼に当たったところで何もわかるはずはない。 「ブロード、気をつけてね」 ルイは言った。 「魔族となれば、それだけで賞金目当てのウォンテッダーがおるからのう」 「それに、正義感ぶった天使とか、偉そうな神族とかもかかってくることがあるから」 「そういってくれるのは、ルイちゃんとアニムだけだよ」 ブロードがわざとらしくため息をつく。 「まあ、お前がいない分、働いてやる。立派な魔族になって来い」 「ああ、はいはい。よろしく頼む」 立派な魔族ってなんだろな、と思いつつ、彼は人間世界をあとにした。
「また、三人になったのう」 「そうね」 「そうだな。次はどこに行く?」 バルクは地図を広げた。 「例の魔力を探さなきゃならんからのう。ルイ、わかるか?」 「うーん」 ルイは目を閉じた。意識を集中させるつもりで、とんっと指でつついた。 「ここは?」 地図で言うと、左中央から上を走る大陸クルディサンディだった。 「そこか」 「神が降臨するって大陸だっけ?」 「さっそく手配せねばな」
|