なぜか、まだスーパーでチェッカー(レジ)のバイトをしている。 本当はもう就職していないといけない身だからである。 「(就職先が)決まるまで四月もやってくれる?」とチェッカーの責任者。 苦笑いでハイと答える僕。
夜、閉店時間も迫った頃。 スポーツ刈りの小学生か中学生くらいの可愛らしい男の子が、コンディショナーをもって僕のレジのところへやってきた。 「すみません。これってリンスですか?」 そう問われた瞬間、「君にそれは必要ないだろ」と言いそうになったが言っていない。 彼が去った後、となりのレジに入っていた○○さんにそのことを言うと、彼は少し前に、一度お母さんと一緒に○○さんのレジに来ていたという。 きっと、買い忘れたコンディショナーを彼に頼んで買ってきて欲しいと頼んだのだろう。
ところで、コンディショナーがリンスがどうかはっきりとは知らなかったので、それを○○さんに聞いた僕だが、デザートをスイーツと言ったり、カタカナ語が違うカタカナ語で言い換えられる時代なのですね。 そんな時代に、スイーツのことをお菓子と呼びたい天邪鬼の僕です。
―END―
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