太陽が照り始めた午前、地下鉄に続く地下の一角にギャラリーがあって、そこには作品の上方にあるライトがそれらに向かって放たれていたのだが、それらの作品の中に日が沈んだ夕暮れ時の写真があった。これをそのギャラリーの手前にあった椅子に座りその作品を眺めていた僕は、妙な気分に陥った。陽光の下の薄暗さの中の灯に映る夕暮れなんて、なかなか見られるものではない。―END―