| 2004年10月24日(日) |
協調と個性 I Want To Exist In Two Poles Simultaneously |
「ふかわだ!」 友人に、お前はふかわだ!と言われた。 ふかわとは、芸人のふかわりょうのことだ。 何が似ているのか。 少なくともボンボンであるとか偏差値の高い大学に行っているということではない。 その友人が言うにはいじられキャラなところとか、自分のことを頭がいいと言うところが似ているのだという。 確かにふかわの乗っているらしい黄色のニュービートルは僕の憧れの車だが。
「同時の連鎖」 上と同じ友人と、ある時同じタイミングでため息をついた。僕が同じタイミングでそれをしたことを指摘した後のことだ。 『ためいきの日曜日』 随分マニアックな、ファンでなければ知らないようなそのMr.Childrenの曲の名を二人が同時に口にした為、僕も彼も、その後ウワーウワーと叫び合い、多いにお互い気味悪がった。
「誰かが」 誰かが手をバタバタ足をガクガクさせながらこちらへ走ってきた。私を確認するなりその誰かが、『誰かが、誰かが』と自分の来た方向とは逆の方向へ指を指しながら息も絶え絶えに言うのだが、それを聞いてその誰かよりもお前のほうが怖いと私は思った。しかしその後、ヌッとその誰かを挟んで僕のいた位置の反対に、子供の熊が現れ私は金縛りにあったような感覚に襲われた。その瞬間、今までは<誰か>であったその人のことを怖いとは思わなくなった。むしろ自分一人でこの状況を迎えるよりもその人がここにいてくれて助かったということが頭を過ぎった。ところでその小熊に対してどう対応したらいいのか
「犯人と警官」 警官はある男に言った。今晩夜中の三時××公園に外でお楽しみをしたい女性が待っている。具体的に言えば襲われプレイをお楽しみになりたいそうだ。あくまでも襲われだ。俺は今晩は臨時で夜勤もある。少しの紹介料を貰えればそのままその女性を公園に待たせておいてもいいぞ。その女性もお金に困っているようだからな。どうだ。その話に乗ったその男は時間通りにその公園へ行った。約束通り女性がいた。彼は約束通り襲った。彼女は悲鳴をあげ抵抗した。そこにその男から紹介料を受け取った警官が来て彼を「おい」と呼び止めたあと、射殺した。女性はその場から少し離れた所に経ち尽くした。警官は男に近づくと、自らが持っていたカッターナイフをさもその男が持っていたように彼のジャンパーのポケットから出すふりをした。そして襲われた女性に向かって言った。「あぶなかったよ舞子。お前は気づかなかったかもしれないがこいつはナイフを手にしていたぞ」
「協調と個性」 世の中で生きていく為には協調性を持つことが重要だと思った時もあった。 いや、個性を求めなければ人波にのまれ沈んでしまうのだという危機感を持ったこともあった。 今は、そのどちらをも思う。
―END―
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