| 2004年10月19日(火) |
宇宙の中で Vision Ruled Over Until Now |
突然僕の周りから一切の光が消失した。 自分の体などどんなに目を凝らしても見えない。 そして手を伸ばしても何にも感触はない。 体には感じたことのない感触がある。 まるで宇宙のどこかで浮かんでいるようだ。 移動しているのかどうかはわからない。 遠くには数え切れないほどの星々が見える。 僕は宇宙空間に投げ出されたのだろうか。 もしそうでないのだとしても、何も見えず、何にも触れられなければそうなったのと同じだ。 孤独などは感じない。 僕がすべてであるような気がする。 元々誰もいなかったのだろうか。 なぜか、僕の中に星の数ほどの数え切れない数の人が存在しているような気がする。 少し、生まれたばかりの頃の地球の気持ちがわかったような気がする。 そうだ、周りに見える星の数ほどの人間を、僕の中で育てよう。 ところで一体僕は誰に向かってこれらの想いを伝えようとしているのだろうか。 きっと、自分に対してだろう。
―END―
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