大人になると、涙もろくなり 物事に感動しやすくなる それは自分が汚れてしまった証拠 子供の頃にあった純粋なものが懐かしいと思っている証拠 そして、子供の頃の自分と大人になった今の自分があまりにも違ってしまっている証拠
大人になった僕らは、子供の頃の自分を懐かしく思う そして未熟だったなと思う そう、未熟だったのだ だから、夢も大きかったのだ そして大人になった今では 夢は叶わぬものだと信じこみ 小さな夢に、思い出したように取り出したかつての純粋さを映し、覗き込むのだ まるでそれが、本物の純粋さであるかのように いや、それは本物なのかもしれない
―END―
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