| 2004年06月05日(土) |
僕たちの中の世界(あなたの中の世界、改) |
「型」 いくら型にハマらないように努めても 型にハマらないという型にハマってしまうのである
「暗闇の中の赤い点」 その点は小さく赤い 小さくて丸いのかどうか そんなことはわからない
その点は遠くに光る点のように見えるが もしかしたら目の前にある小さな点かもしれない
自由だね君は 僕と僕の視線の方向の間の直線上を行き来している 僕はと言えばさっきからここでじっとしているっていうのに 忙しいね君は 僕と僕の視線の方向の間の直線上を行き来している 僕はと言えばさっきからここでのんびりとしているっていうのに
羨ましい君 可哀想な君
「アピール」 <自分一人が世界中の不幸を背負って生きているような顔をしてる奴って本当に嫌だよね>と言ってる人だって、そう言うことによって本当は自分だって不幸な人間なのよとアピールしているのだ
「遠近」 遠いところの君の中に近いところの君がいて 近いところの君の中に遠いところの君がいる
「遠近2」 近いところの君 遠いところの君 果たして同じ君かな 違うとしても<君>には変わりはないが
「輪郭」 ふと僕の輪郭ってどこだろうかと左手で右腕を触る どこが輪郭なのか? 触れた部分のすべてが僕の輪郭なのか? 皮膚を指でなぞるとぶよぶよと動く ということは輪郭は一定でない 輪郭が動くって? そのものの形を把握したいが為に輪郭があるんじゃなかったのか!
―END―
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