| 2003年11月12日(水) |
いかにも・もっとも・らしい・こと・ら |
「価値」 伝統を守ることも 新しいものを創ることも 同様に価値がある 要は 価値がある と思うことに価値があるのだ
「演技」 <演技をします> と宣言をしてから演技をすれば 第三者の目を演技する者が意識することになる
そういう視線を受けながらの演技は それをしている本人にとっては たとえばコップの水を飲む演技をしていても 本心では飲みたくないのかもしれない
普通、演技とは 自分の利益のためにするものである
もちろん 興行の一環として第三者に演技を見せている場合 それの代金は演者にとっては利益になる
しかし、本当に水を飲みたいわけでないのに 水を飲む
もし 演者が水を飲む演技自体に利益を見出しているとすれば それはどういうことなのだろう? それは演者にしかわからない
「飛行」 翼を持つものは 一度 ゆっくりと地上を歩いてみたいものだ と思っている
「不安」 マークシートの解答の記号が同じものばかり続くと不安なように 私は変わらない毎日が不安だ ただ不安であることが悪いとは思わない そういった感情は きっと何かの役に立っている そう信じる
「代理」 帰り道のバス停 急いで帰るほどの大した用事もないくせに 時刻表を覗き 少し前にそれが発車したことを知ると 何故か悔しい そんなこと、おみくじで<凶>を引くのと同じくらい 意味のないこと
何故<凶>を引くと悔しい? まるでそれは呪文のよう そう言って私は 様々なことをそれのせいにする
「調和」 元に戻る もしくは代わりのものを使い 特定の範囲内のものが元の状態に戻る それならいい 一瞬バランスが崩れても かえってそれが面白いと感じるくらいだ
しかし 元に戻らないものがバランスを崩すと それはたちまち恐怖の対象となる それが未知なるものである証拠だ
―END―
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