「太田と田中」 田中:どうもこんにちわ、爆笑問題です 太田:太田です 田中:いちいち自分の名前だけ言わなくてもいいでしょ?コンビ名言ってるんだから 太田:そう? 田中:それにしてもですね、いつの時代も若者っていうのは注目されますけれども、世間の声は若者に対して結構厳しいのが常ですよね 太田:若者が怖いんじゃない? 田中:え、太田さんそれどういう意味ですか? 太田:いや、結局自分が優位な立場でいたくて、威張ってるんだよ、大人ってのはね 田中:そんな人ばっかりじゃないでしょ? 太田:まぁね 田中:でもね、僕も子供だった頃はよく「今の若者は・・・」っていうのを枕詞のように説教される時につけられて言われましたよ 太田:でもお前は今でも間違えて「今の若者は・・・」って言われちゃうんだよな 田中:いくらなんでももう言われないし、もうすぐ40だよ! 太田:そうだっけ? 田中:でもね、話戻しますと、そんなに世間のイメージほど若者って悪くないと思うんですけどね。いつの時代もいい子もいれば悪い子もいますからね 太田:まぁね、俺なんかよく誉められてたね、若者の頃は 田中:そう?例えばどんな風に? 太田:なんかね、そう、たとえば焚き火がしたくて落ち葉を探しててさ・・・ 田中:はい 太田:自分のうちの庭に見当たらなかったんだよ 田中:ほーう 太田:だから隣の家の庭に行ってそれがいっぱいあったからかき集めてたんだけどね、「あーら太田さんちの坊ちゃん庭のお掃除してくれてたの?ありがとうね」って言われてさ・・・ 田中:良い話じゃないですか 太田:でもさ、俺としては人のうちに勝手に入り込んで落ち葉を盗んでるような気分だったんだよ 田中:はぁ 太田:だから誉められたというか、隣のうちのおばさんが良い人なだけで、俺は何も誉められるようなことはしてないんだよ 田中:じゃあ例え話で出すな!
「矢田亜希子込みのプリンタ」 たとえば矢田亜希子が出演しているプリンタのCMがあるとする。 N氏は矢田亜希子が好きなので、そのCMに惹かれる。 どこのメーカーのプリンタか、なんてことは印象に残らず、矢田亜希子がプリンタの横で何やらそれの説明をしているシーンばかりが頭の中で繰り返し再生される。 そして矢田亜希子が欲しくなる。 どこの店に行けば矢田亜希子が買えるのか? 探してもとうとう本人を見つけることは出来なかった。 ただ、彼女の等身大のパネルがある店で見つかった。 部屋に飾った。 なんだかウキウキした。 でも、何か物足りない。 そうだ、あのプリンタだ! インターネットで、あれがどこのメーカーの何ていうものか調べた。 注文し、購入した。 部屋にある彼女のパネルの横に、そのプリンタを置いた。 これでいい、とN氏は思った。 そうしてN氏がそのプリンタを購入するに至った。
「太田と田中2」 田中:でもね、やっぱり悪い若者ってのもいるものですね 太田:どっちなんだよ!お前は若者の味方なのかそうじゃないのか・・・ 田中:どっちでもないですけど・・・ 太田:はっきりしろよ 田中:いや、はっきりさせる必要はないでしょ!でもね、やっぱり良い若者に皆がなってくれればな、とは思ってますけどね 太田:偽善者だな 田中:いや本当に思ってますよ 太田:世の中ってのはね、色んな奴がいるからね、お前の都合の良いように、お前にとって良い若者ばかりであるはずがないんだよ! 田中:なんでそんな風に怒られなきゃなんないんだよ! 太田:だからな、世の中には良い奴もいりゃ悪い奴もいるっていう風が丁度いいんだよ 田中:そうかな? 太田:まぁ客観的に言えばね、悪い奴は悪いことしたいからそうなわけで、良い奴ってのは、世間から良い奴だって見られたいからそう言われるに相応しい行動をとってるんだよ 田中:凄い考え方だな 太田:だからさ、お前は良い奴だって自分のこと思ってんだろ? 田中:・・・まぁ、そんなに悪くはない、とは思うけど 太田:それはな、俺様がお前を苛めているように振る舞ってるからなんだよ 田中:なんだよ<俺様>って! 太田:そうやって俺が苛めてお前が拗ねちゃうとするだろ?そうするとお前が(もう苛められる役なんてうんざりだ。悪い奴になってやる!)ってなるんだよ 田中:そうかな? 太田:そうして世の中真っ暗になっていくんだよ 田中:ならないよ!俺もいじめキャラになっちゃったらコンビとして成立しなくなっちゃうでしょ? 太田:そう、だから世の中はまさに爆笑問題なんだよ 田中:なんだよそれ 太田:いじめる奴と、いじめられる奴 田中:嫌だよそんな分け方!どうせならボケとツッコミにしろよ 太田:まぁね、世の中良い若者もいれば悪い若者もいるってことですよ 田中:まぁそうだけどね
「夜は怖い」 夜は怖い 人や景色が見えにくくて 怖い
同じように 人の心も 怖い
しかし 人は怖いものを まるっきり嫌おうとはしない もの好きな生き物だ
夜は怖い でも突然 夜に散歩したくなることがある それが人というもの
「太田と田中3」 田中:まぁ色んな若者がいるっていうのはわかるんですけどね、やっぱりそういう世代の起こした事件のニュースを聞くと嫌な気持ちになりますね 太田:お前の顔みてるより嫌じゃないよ 田中:関係ないだろ!で、若者って犯罪の動機が独特じゃないですか、遊ぶ金欲しさに盗んだとかね 太田:パンティを? 田中:それは下着泥棒だろ!遊ぶ金欲しさに何でパンティ盗まなきゃいけないんだよ 太田:ブルセラ持っていけば儲かるんじゃない? 田中:面倒だろ!直接お金を盗めばいいだろ 太田:良くはないよ、お金盗むのは 田中:そういう意味じゃないよ!でね、まぁ罪の意識がないってのが若者の起こす犯罪の特徴ではあるよね 太田:そういうお前も罪の意識を持ってないよな 田中:いきなりなんだよ。なんで俺が? 太田:だってバスでも電車でも子供料金なんだろ?もうちょっと大人らしくしろよ! 田中:しょうがないだろ身長は。それにちゃんと大人料金払ってるよ 太田:大人ぶりやがって 田中:大人だよ!もうすぐ40歳だよ! 太田:まぁそういう田中みたいな若者の犯罪者はまだ切実で同情できるけどね 田中:え、どういうことですか? 太田:「大人料金との差額の分はシークレットシューズ代にあてようと思っていました」って泣けるよね 田中:買わないよ! 太田:それで見た目には身長が伸びて俺を越えちゃってね 田中:そんなに高いシューズあるのかよ 太田:やっぱり俺は「お前は身長が高すぎるんだよ!」って苛めてるんだろうな 田中:状況変わんないのかよ!もういいよ!!
―END―
|