| 2003年09月24日(水) |
これからのことはわからないが・・・。(過去の映メモつき) |
昨日、「世界中がアイ・ラブ・ユー」という映画を観た。 ウッディ・アレン監督作品。 小林信彦という作家が<20世紀の洋画100>と題打って作品を並べた中に、リストアップされている。(2001年映画の旅/小林信彦著参照) へぇ、そんなに凄いのか、いつか観なければ、と思っていて昨日観た。
ある一家が中心のミュージカルである。 ミュージカルシーンに違和感を覚えなかった。 ふと、日常の中で唄を歌いたくなって歌う自分がいるものだが、この映画の登場人物らも、そういう気分になって自然に歌っているような気がした。 やはり人には人(他人)が大切になってくるのだな、と感じさせる映画。 軽いタッチで物語りはポンポン進むが、小説ではないが、行間を感じさせるのもいい。 あぁ、映画ってのは話の筋を大まかにすると軽いタッチになり、観客に行間を読ませるようになるのか、と思った。 大袈裟に言えば、人生色んな事があるが、それでもその分いいものである、とでも説教臭さ0点で語っている。 ウッディのトーク、面白い。 なかなかこんな雰囲気の映画はないと思う。 貴重だ。 素適だ。 その一家を中心とした小社会に、幸せの在処を見たような気がする。 そんなミュージカルコメディドラマはどうですか?
ひとつこんなエピソードが。 ウッディ扮するキャラが、離婚した奥さんと自然な流れで言い合いをしているシーンがある。 そんな中、その元奥さんが、あなたは昔、精神分析医か作家になるかで迷っていたわね、と言う。 それを受けてのウッディ扮するキャラの返しが凄い。 <今は作家になって分析医通いさ>(確かこんなセリフ) 良いんだか悪いんだか。
―END―
ついしん 小林信彦は言う。 <小説が19世紀ののものだったように、映画は20世紀のものであった。これからのことはわからないが・・・。> 確かにわからない。 創造と崩壊・・・ いつの時代にもそれはある。 先の事はわからない。 わからない。
【映メモ32】 2003年8月18日 「ゴスフォード・パーク」を観た。 犯人に同情。
【映メモ33】 2003年8月24日 「なごり雪」(邦画)を観た。 宝生が出てたから観た。 悪くない映画だった。 ミステリの要素もあった。 その要素のオチが悲しい。
【映メモ34】 2003年8月24日 「桜桃の味」を観た。 自殺しようとする男の話。
【映メモ35】 2003年8月27日 「アイズ・ワイド・シャット」を観た。 良かった。
【映メモ36】 2003年9月8日 「座頭市」を観た。 久々に迫る映画だった。
【映画メモ37】 2003年9月未明 「カッコーの巣の下で」を観た。 ラスト、解せない。
【映メモ38】 2003年9月21日 「御法度」(邦画)を観た。 魅せる映画だった。
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