ドラえもんはポケットから道具を取り出した。 「ヘリコプター」
ドラえもんはポケットから道具を取り出した。 「ドアのオブジェ」
ドラえもんはポケットから道具を取り出した。 「ふとん」 「押し入れ」 「食料」 「退屈凌ぎのロボット」 (家出の準備かよ!)
ドラえもんはポケットから道具を取り出した。 「僕より優秀なロボット」 (出すな出すな)
ドラえもんはポケットから気持ちを取り出した。 <のび太くん、もうちょっと頑張りなよ。まぁ道具を次から次へと出し惜しみせずに見せる僕も悪いんだけどね。>
ドラえもんはポケットを交番へ受け取りに行った。 (・・・中身なくなってる!!)
ドラえもんはポケットから新鮮な魚を取り出した。 「これは本当に苦労したよ。昨日沖まで出ていった甲斐があるよ。はい、ハマチ♪」
ドラえもんのポケットから、まったく使われたことのない道具達が夜な夜な零れ落ちている。 零れ落ちた瞬間、それらの道具は跡形もなく消失していくのである。 そんな夜の明くる日、のび太がタケコプターを使っていると、必ず途中で危うくバランスを崩しそうになる。
ドラえもんはかくれんぼの最中、四次元ポケットに隠れた。(どうやって出てくるのか?)
―END―
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