バレンタインもあっという間に通り過ぎてしまいました。 それにしてもどんな祝日や記念日であろうと、終わってしまえばあっけないものです。 それまで盛り上がっていたのが何だったのか?と思えるほどです。 大晦日という日もある意味では我々は意識して過ごす日です。 今日が終われば新しい年がやってくる。 そして実際新年を迎えると思います。 去年というのは何であったのか? また来年がやってくればいいのに。 今年の年末にもきっと新年を迎える時には心が引き締まるような気分になるのでしょう。 それと同じで誕生日なんというのにもそう思うことがあります。 あの日は自分の生まれてきた日を実感する、もっと言えば自分がこの世に生まれてきたことを実感する日なのだと思いますが、祝われた誕生日と翌日ではそう自分の身の回りに変化は起りません。 本当に誕生日というのはあったのか? 幻のような記念日のように思えます。 下手をすれば、本当に自分はこの世に生まれてきたのか?という疑問も浮かんできます。 そしてやがて僕にも死という瞬間が訪れるでしょう。 その日その時、僕はこう思うでしょう。 本当に自分は今日死んだのだろうか? 本当にもう死んでいるのか? 死んでいることに実感が持てなかったとしたら、どうすればいいのでしょう? 死を迎えた気がしない・・・ 一体今までに何人の人が死を実感しながら死んでいったのでしょう? そんなことを考えると今日も眠れません。 今日と言う日の終わりがやってくる気がしない。 そして眠れない夜に考え事。 朝を迎えたとしても、今日という新たな日を迎えた気がしない。 だから人は皆、仮に毎日を<今日>と言って呼ぶのかもしれません。 所謂過去にも未来にも、今日という名の日は繋がっているのでしょう。 少なくともそう感じます。
―END―
|