記憶の栞
DiaryINDEXpastwill


2004年08月25日(水) 映画NARUTO「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」観てきました

ネタばれあり!映画を見に行きたい方は
読まないようにしてくださいね。

実は、今NARUTOにはまってます。密かに。
私くらいの年齢で見てる人がいるのかどうか分かりませんが
多分、居ない気がする…。

東映系の映画を見に行ったのは何年ぶりだろう。
全盛期「ドラゴンボール」とか「幽々白書」やってた時以来?

四条の新京極弥生座に初めて行って来ました。
・・うーん。小さな映画館。歴史は古そうな感じだが。
音響はあまりよくない。重低音が響かない。
子供達が見るってことで
ボリュームを落としていたのかもしれない。
まあ、アニメだし。あんまり期待はできないのかも。
大人たちの耳には聞こえにくかったかと思います。
100名ほどの座席は子供達でいっぱいでした。
主に小学1〜6年男児。および、主婦。
レディースデイだったので、もっと女性がいるかと思ったのですが。
15〜18歳くらいの女の子がちらほら居ました。
不思議なことに女性ファンの方が年齢層が高いようです。なぜだ?

お話のほうは。子供達には、細かな設定がちょっと難しく。
年層が高いファンの方には、先が読めてしまう感じでした。
中学生くらいが一番楽しめたんじゃないかなぁ。。なんて。
とにかく、本編ではあんまり目立たないナルトが
ちゃんと主役張って、出番が多いのが、嬉しいです、ファンとしては。
その分、他のキャラが薄く描かれるのは残念ですが。
ラストはちょっとほろりとするところもあり、
子供達が「頑張れ〜」と応援している様子がみられ、ばっちりかと。
ただ、話が複雑な部分が多く、中盤は中弛みしてる感があります。
子供達が、じっと座らないでおしゃべりし始めるのでよくわかる。
ヒロインの心理変化を描こうと工夫されている点はいいのですが、
いわゆるそれが、子供達には理解できない部分であるため
物語のどうでもよい部分になってしまう。
ファン層が広い作品ならでは、どの年代も引き付けるお話って難しいですね。
バトルシーンがかなり良かったですね。

それから、YUKIが歌う主題歌「Home Sweet Home」
「家に帰ろう」という歌詞が上手に物語にリンクしてました。
ちゃんと、話を見て作ったんだなと実感。
いい歌です。
子供達にすれば、元ジュリマリのボーカルって何?って感じなんでしょうが。
ああ、世代の差を感じます・・・。

小学生男児が多いため、映画上映中は正直言って
かなり騒がしかったのですが。
不快には思わなかったのが不思議です。
子供嫌いなのに(笑)

子供達なりにストーリーを先読みして
「ここであの必殺技がでるんだ」とか「あの技使えばいいのに」とおしゃべり。
子供達の逞しい想像力の方が、映画のストーリーより面白いかもと
思ってしまいました。はい。

もう一回見にいっても、マルだと思います。
短編の方も、イタイお話だけどしっかり笑えるし。

余談:映画が始まるまでのスポンサーCM上映中
お隣の5歳くらいの男の子が父親に
「なんでコマーシャルはいるの?なんでナルトのコマーシャルじゃないの」と
ああ、わかんないよね〜。
「コマーシャルを流すことで、ここの映画館はお金をもらってるんだよ」って
お父さんが丁寧に説明してました。
子供達には、わからなくて当然か。

成長してないけど、社会のしくみを理解してる私。
私ってば、もう大人なんですねぇ。
しみじみ実感。
ああ、年食ったな・・。


あゆな |MAILHomePage

My追加