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「つばき、時跳び」梶尾真治
2007年04月21日(土)
「百椿庵」と呼ばれる、庭に椿が咲き誇る屋敷に一人住む、淳。その屋敷には幽霊が現れるという噂があった。そして、ある日淳もついにその幽霊を見ることになる。それは着物を着た、とても美しい女性だった。
何度目かの出現の後、彼女はついに実体を持った存在として、屋敷にやってくる。彼女のいた時代は今から百五十年前らしい…。

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この作者お得意の、タイムトラベルロマンスです。
屋敷がタイムマシンのようになっていて、過去の女性と出会うことになるという、とてもシンプルなお話なのですが、丁寧に描かれていて気持ちのいい作品でした。
展開も結末も、読者を裏切ることがないので、安心して読めます。それがいいのか悪いのかという問題もありますが…。この人は、まあこれでいいのではないでしょうか。
★★★


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