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「百鬼夜行抄」今市子
2006年07月09日(日)
文庫版の7巻までを読みました。
幻想作家であり、人ならぬものが見えた祖父・飯嶋蝸牛の血をひく、飯嶋律。祖父の亡き後、祖父の命を受けた青嵐という妖怪に身を守られている。
律が出会う、妖怪、霊などの話を、一話読みきり形式で描いている作品。

すごくおもしろかった!!
コミカルな部分がありつつ、怖い部分もしっかり描かれていて、しかもお話の筋立てがものすごくうまくできているので、短いながらも先の読めないワクワク感がちゃんとある。その筋立てというのも、型にはまったものではなくて、こんなお話になるんだなあ…と感心するものばかり。
絵も安定していて、1巻から7巻まで9年くらい経っているのにまったく絵柄が変わっていないってすごい。しかもとてもキレイ。

怖さというのが、心理的な怖さを描いてるのがいいですよねえ。よく見えないのに怖い、という。私はグロいのが苦手だから、こういうのが好きです。

あと、尾白と尾黒がすっごくかわいい! あんなつり目の文鳥(?)なのに、なんであんなにかわいいんだろう? 「若〜」とか「わくわく」とか言ってるのがもうほんとにかわいい。余計なことするマスコットって私は嫌いなんだけど(笑)、こいつらはかわいいなあ〜。(かわいい言いすぎ?)

続巻が早く出ないかなーと待ち遠しいです。
★★★★


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