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「太夫 2〜鬼外カルテ其ノ拾参」碧也ぴんく 2006年04月03日(月) 太夫の話はこれで完結。なんと、こんな展開になろうとは。私は歌舞伎には詳しくないもので知らなかったのですが、伊達騒動というのがあるそうです。→参考。 1巻までの話のおさらい。幼いゆきが高尾太夫となり、吉原の看板となりながらも、秘かに島田重三郎と通じ、「身も心も捧げるのは自分だけ」という約束を交わします。しかし島田は姿を消し、太夫の客として仙台藩主である伊達綱宗が通い始める…太夫が少しずつ彼に惹かれていく予感をにおわせる、というところまで。 ああ、好きになっちゃうから身体をあげられないのね…という話になるかと思いきや。 そういう過去の話がありつつ、鬼外カルテということで、虚空族として生き続けるゆきが思い人の魂を待っている、という現代の話が絡んできます。 予想外の展開でしたが、泣かせます。船の上のシーンが………。太夫の答えが泣かせる。 惹かれていく気持ちの描き方もうまい。 鬼外カルテ大好きなんですが、このシリーズの中でも3本の指に入る力作ですね。おもしろかった。 絵は好き嫌いあるかもしれないけど、ストーリーはとにかく素晴らしいので、お薦めです! ★★★★☆ |