2003年09月05日(金) いっそ魔裟斗がいとしいとさえ以下略
おひさしぶりです…井ノ本です。 とりあえず空いた分の日付を埋め続けています。 8月分はミッションコンプリート。
さておき 何気なくつけたテレビに映った画面を見て悲鳴を上げました。 ピギャー。 魔裟斗がケンタのCMに…
魔裟斗はもう有名ですよね? 無駄に振ってみた だけ
魔裟斗はK-1ミドル級世界チャンプです。 つよいです。 実際試合を三度見に行きましたがつよいです。 打たれても上体が動かないんですよー。 腰が据わってるっていうか。 だからパンチも重たく入るというか以下略以下略 魔裟斗のつよさについて語る日ではないのです。 えっじゃあなにについて語るの。 それはえーと
魔裟斗っておもろいよね…
ということで。
格闘家つったらやっぱどこか凄みというかこわい感じを漂わせているもんじゃないかというのが一般的なイメージではないかと。 武田幸三さんなんか不気味なくらいだしなー。 大好きですが。 わたしの好みはおいといて。 魔裟斗はなんつーかそこがけっこう希薄な気が。
魔裟斗と書いてまさとと読ませる時点でまるわかりですが魔裟斗は元ヤンです。 ときたら期待するのは「軍鶏」みたいな過酷な日々とそれを乗り越えて強くなった俺(そしてわけのわからん展開になってしまった俺、というのが軍鶏ですが)、という展開。 しかしフツーにただの元ヤンなんだよな… 埼玉だし。 お母さん魔裟斗のことめっちゃ自慢してるし。 魔裟斗の実家を訪ねるみたいな番組があったんですけどマーお母さんほほえましいの何の。 魔裟斗の部屋が魔裟斗だらけ。 魔裟斗が使ってた部屋がポスターとかペナントとかそんなようなので埋め尽くされてます。 ドキッ!魔裟斗だらけの帰省大会。 違。 それだけ魔裟斗のことがかわいくてしょーがないんでしょーねー。 そこがなんつーか格闘家的でないというかなんというか。 ほほえましいからいいんですけど。
で、魔裟斗本人の発言も結構イケてます。 押尾学と一度対談して欲しいなーというくらい。 なんだったっけなー。 そうそう、魔裟斗は将来はハリウッドスターになりたいらしいですよ。 スター。 にしきの。 ノン。 スターですよスター。 いやもうなんつうかいいですねーうんうん。 と生暖かい気分にさせられるステキ発言。 しかしなぜみなメリケンをめざすのでしょーか。 マーケットとしては狭いですがエゲレスとかもいいんじゃないかと思いますが。 おいといて
別にまあ格闘家が演技しちゃいかんとは思いませんよ。 マイクベルナルドの「切れてナーイ」とか武蔵の「ほんとに洗剤だけか!」とか、 いつも彼らの演技はわたしを生温い気分にさせてくれます。 なので魔裟斗にももちろん期待してました。 ファイナルファンタジーの実写みたいな無駄に壮大な映画とかに出てくれたらおもろいニャー、とかなんとか。
しかし。 1年位前だったでしょうか。 魔裟斗のスケジュールの中に 「「はるちゃん」に出演」 という文字を発見したのは。
はるちゃんてあーた。
「はるちゃん」というのは人情モノっぽい昼ドラです。 なぜ昼ドラか。 ハリウッドと昼ドラ。 もうまったく魔裟斗の思考が読めません。 ドモホルンリンクルのCM以上に。 (注:昼ドラのスポンサーの中に再春館製薬が) で、テレビ雑誌の魔裟斗インタブーを読んでみたわけです。
したらば。 えーとえーともう説明がおいつかないんで箇条書きにします。 ・「はるちゃん」には漁師役で出演 ・ときどき漁に出ていなくなる ・そういう役柄になったのは俺様の試合のスケジュールに対応させるため ・ハリウッドに進出したい
ブラヴォ! もうここまで目的と手段を間違っている人はなかなかいません。 わたくしひとりスタンディングオベーション。 いいぞ魔裟斗もっとやれ。
最初は小生意気な発言をしてるなーとちょっと好感度マイナスだった魔裟斗をはじめていいと思えた瞬間でした。
で、ケンタのCM。
また魔裟斗はやってくれました… 具志堅と共演… あんたそれぜったい間違ってるよ… あんた背中が煤けて おっといかん哭きの竜がやってきてしまった。 ビークールビークール。
つーか具志堅と共演なんかしたらぜったい食われるだろ! 具志堅に取り込まれるだろ! 具志堅ワールドに取り込まれて棒読みに磨きがかかるだろ!
案の定魔裟斗「具志堅ともうひとり」状態。
ブラヴォ!ブラヴォ! もう腹いてー。 どこにいくつもりなんだ魔裟斗。 どこであってもそれはぜったいハリウッドへの最短距離ではないはず。 次は何をしてくれるんだろう魔裟斗…
井ノ本的は魔裟斗を応援して いるのかいないのかわかりませんがいっそいとしいとさえ思える今日この頃です。 |
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