2003年08月29日(金) 「焼きたて!ジャぱん」はやっぱりサンデー漫画
はいじゃー校庭30周ねー。井ノ本です。 だんだん挨拶というか板尾係長みたいになってきた
今日は「焼きたて!ジャぱん」の話をします。 週刊少年サンデーで連載中の熱血パンマンガ。 パンを焼くために強化合宿とか。 うそじゃないって!この目で見たんだ!ラピュタはほんとに(もういい)
えーともうちょっと話を説明しますと、 主人公東くんは日本オリジナルの「ジャぱん」を作ることを夢見て日々パンを焼いています。 ドイツにドイツパン、フランスにフランスパンがあるのになんでジャパンがないのか、ってことらしいですよ。 で、パンタジアというパン屋に入門し、アフロの店長やマッシュルームカットの先輩や大阪弁の同期ともにパンを作りつつパンバトルに赴く、という話。 斬新ですねー。
ここでわたしの微妙に事務的な口調に気づいていただけたでしょうか。 気づいてない方はいま気づいてください。 今ここで。 よろしいでは続けます。
斬新なんだけどあんまおもしろくない…
あーあ言っちゃった。 でもおもしろくないのは確かなんだよなあ。 もちろんこれはわたしの主観ですが。
あんまおもしろくないとわたしが感じるのは絵のせいかなーという気がします。 絵がねー。 なんかアニメ絵なんですよ。 うまいはうまいんだけど。 あと展開とかがねー。 なんかベタだなーというか。 題材の破天荒さに比べてフツーすぎるというか。 もっと言っちゃうとはなからアニメ化を視野に置いたようなフツーすぎる展開が。 なんつーかストーリーよりキャラ萌えみたいな。 この絵でこの展開でラブコメとかだったら絶対読み飛ばすなあ。 しかしジャぱんという題材につい引かれて単行本8冊一気買いしてしまった身としては(お金は大事に使いましょう)なんというかもどかしいというかなんというか。
せっかくマンガならではの破天荒なテーマがあるんだったらもっと破天荒でもいいんじゃないかなあ、とか思います。 なんかこじんまりとまとまっちゃってるのはもったいない。 これ宮下あきら(「魁!男塾」)とか板垣恵介(「バキ」)が描いたらとんでもないことになってたんじゃないかな… とかついつい思ってしまいます。 でもこれ考えてみたら掲載誌はサンデーなんですよね。 サンデーってどっちかつうとアニメっぽいもんなあ。 高橋留美子とかあだち充とか。 バイオレンスっぽいのもせいぜいARMSくらいだもんなあ。 じゃあしょうがないのかな。 と無駄に納得してしまったりして。
ちなみに料理バトル系少年漫画だったらチャンピオン連載の「虹色ラーメン」(馬場民雄)のほうが少年漫画っぽくて好きです。 といいつつこっちは単行本買ってないんですが。
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焼きたて!ジャぱん 公式サイト http://websunday.net/rensai/japan.html |
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