ESSAY
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2007年06月02日(土) 飛び出すな! 車は急には止まれない

木曜日の夜。。。

ゆったりビール飲んでご飯食べて、
風呂入って、本読みながらサングリア(赤ワインの果実酒)なんか
ちびちびやっていたわけですよ。
なんかちょっと ふーー……と眠気が襲ってきた22時。
もう寝よっかなぁ。。。

RRRrrr RRRrrr

ダンナから携帯に着信。

『もしもし?』
『あ、俺。今車にひかれた』


『----------------------は?』

ひじょうに落ち着いた、普段の声のダンナ。
まった、おおげさに騒いでるんちゃうん? と思ったワタシ。
(少し前に、すれちがう車のサイドミラーが
腕にバンッと当たって、ミラーがとれたことがあった。
ダンナはちょっとした打撲だけで済んだのだ)

『警察は?』
『今、スーパーの前にいるから、とりあえず来て』

よくわからないが、行くか。
・・・寝ようと思ってたけど、いくか・・・・。
・・・・アルコールで気持ちいいけど、いくか・・・。
↑どんだけ行きたくないねん


走って行きましたよ。とりあえず。よっぱらいでしたが。


暗闇の中、うずくまる人影。
『あー…… もしもし?』
そしたら、おでこにこぶりの大福でもつけてんのかっつぅぐらいの
あおずみったタンコブをこさえてるダンナが!


ぎゃーーーーー
なんじゃこりゃぁぁぁ!!!Σ(`Д´;)
あわわわわわわわわわわわわ



ダンナの前に座ってた若いおねぇちゃんが

『ごめんなさい、あたしのせいなんですっ』
って言うんだけどさ。

※あの、すべてあたしが悪いんです
 ダンナさんを責めないでください
 あたしの責任なんです
 
って聞こえちゃってさ。

『はあああぁぁぁぁっっ!?』
 ※おめぇが被害者ヅラしてんじゃねーよっ!


とワタシの第一声。


隣におばちゃんがいたんで、同乗していた母親だと思っていたら
実はどうやら目撃者らしかった。

すぐにパトカーと救急車が来たんだけど、
気づいたら目撃者はいなかった。

うわー! 目撃者の名前とか連絡先とか聞いてないよ!

ダンナさんは救急車に。
お姉ちゃんは警察に事情聴取。
アタシは一回救急車に乗ったんだけど、まだ発車しないってんで
降りて、お姉ちゃんの身元確認に走る。

そこに警察登場。
ダンナとあたしの身元確認。。。

『DAIさん、ダンナさんの生年月日は?ふんふん、
で、DAIさんのお名前と住所は?』
『あの、お手元の免許証に全て書いてありますよ』
『あはは、ほんとだ』

おいおい、大丈夫か、この警察官!

その後、救急車で搬送されたんだけど、
救急車って、窓から外が見えなくなってんじゃん。
ワタシ、横すわりになってんじゃん。
んでもって、赤信号をつっきったり、急カーブしたり
するじゃん。

つまり、ワタシは激しく酔ったのですよ。
もともとワインでほろ酔いだったのに!!

病院について、ダンナがCT撮ったりしてる間、
ワタシはトイレで、口に指つっこんで吐いてました。。。_| ̄|○ililil おぇぇぇぇ
だって! てっとり早く嘔吐感から開放されるんだもん!
↑直接的だなー;;


じつはその日の朝。
ダンナが
『見てみて〜! 靴下 親指んところ穴開いちゃってる』
『ありゃ、今日は絶対靴ぬいじゃダメだよ。お座敷あがっちゃ
 だめだよ』
って会話してたんですよ。
まさか、ストレッチャーにあがることになるとわ。。。。


両足の親指がチラチラ見えてる靴下を履いて、
横たわって肩やら腰やら頭やら、あちこちCT撮ってる
中年のおじさん。。。 痛ましい。。。。。 orz

23時すぎに、『まぁ、大丈夫だとは思いますが、
明日 脳外科できちんとスキャンしてもらってください』と診断が下りました。

今からタクシー拾ってうちに帰って
ちょっと仮眠して
朝9時にまたここにきて、しばらく待つのか
(多分、ダンナの思考↑)

『ボク、ここに一泊します』(きっぱり)

わらわらと入院手続きですよ、奥さん!

そんでもって、0時もすぎて
『夕飯食べてないから、おなかすいた。コンビにでなんか買ってきて』
といわれ。

外はゲコゲコゲコゲコ 蛙がなく場所。
。。。。。。。。。。コンビニねぇぞぉーーーーっっ(20分くらい走り回ったワタシ)
肩で息しながら、戻りました
はぁはぁ。マクドナルドよ、24時間営業ありがとう!


2時すぎに帰宅しました。
疲れましたーーーー。




つづく………


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