自治体の健康診断制度を利用して、 先日乳癌検診に行ってまいりました。 初診のひとは保健センターに集まって講義を聞くことに。 これがまたまったく要領をえない、というか、つまんないというか、 単なるしゃべりたがりのジジィというか…。 や、エライ先生らしいんですけども。 スライドを見たらわかることを延々しゃべりつづけやがって おもわず寝こけそうになったときに、乳癌の最終形態なる写真を 次々見せられた。 怖い! 乳癌ってば、乳の中で癌細胞が広がっていくだけなのかと思ってました。 ちがうんですね。 ↑隣のお姉さんはハンカチで口元を覆って目を伏せてた まじでビビりました。びびらせるために呼んだとも思える。 『癌検診とは、癌をみつける為ではなく、 悪いものじゃないということをみつけるためなんですよ〜』 じじぃはまるで鼻歌を歌うように言ってました。 (何回も講義していて自分でも飽きたんじゃないかと推測) そして別室に。 4箇所のカーテンがあり、それぞれ先生が待機。 どこに入るかはランダムでした。 ワタシが入った先生は、ベッドに寝かせて診察するタイプでした。 (別室は椅子に座らせて診察する先生だったらしい) 上半身真っ裸でベビーパウダーを塗りたくられ、 先生が胸に手をあてて……… ムギューベタームギュー 『痛ててててて!!』 パンこねてますよ奥さん! うどんこねてますよ奥さん! <違います、胸です ベビーパウダーはもちとり粉だったのか! もうすごいのよ、ただの脂肪の塊としかみてないです。 そんで先生が『おや?』と手をとめて。 『んー。気になるので精密検査を受診しにいってください』 ----------- えーーー!!!??? 気休め程度に受診しただけなのに! ワタシ乳癌なの!? なんなのよ、『気になる』ってば! もうあれです。スライドでみた写真が脳裏から離れません。 帰りにバカスカお菓子買っちゃいました。 食べれるうちがハナよハナ! とばかりに。 もう悲観モード。貯蓄なんかせずに旅行いっとけばよかったとか思ったり。 なにはともあれ、しおしおと総合病院に受診しに。 そこでは、エコー審査とマンモグラフィを行いました。 (病院によっては針を刺して細胞審査するところもあるらしいが 針なんてとんでもないので、それをやってないところを受診した) エコーは、ゼリーを塗って超音波でみる診察です。 妊娠したときあかちゃんの様子をみる、あれですな。 マンモグラフィは こんな機械でした。 青の矢印と緑の矢印の間に乳をはさむんですよ。 あれですよ、顕微鏡のプレパラートですよ。 いかに対象物を薄くするか、高校時代やったなー。 ………まさか10年後、自分が対象物になるとは。 薄くしなくちゃですからね、もうナンですよ、乳が。 ← ナン。(マンモグラフィ撮影図に近いと思われ) 撮影してくれる技術士は女性でよかったんですけど、 同性だけに遠慮がなく。 『ほんっと、痛いですけど、頑張ってくださいね』 痛ぇぇぇぇっっ。痛いよママン(T T) ピンクの矢印のところの握りバーを握り締めるワタシ。 (とにかく機械に体を押し付けてくださいといわれた。 …そこ、貧乳? とか聞くな) 女性技師が遠慮なく乳に圧力をかけ。 ひっぱるし、ひろげるし、機械でギリギリはさむし。 絶対SMプレイのMはできないと確信した瞬間(涙目で)。 頑張った結果、乳腺症という、良性のしこり、ということがわかり ホッとしました。 このとき初めて、のんきに講義をしていたじいさんの 『悪性ではないことを発見するために受診する』 という言葉を理解。 できの悪い生徒です(今に始まったことではないが)。 自分が健康だということを知るためにも、女性諸君、 自治体乳癌検診の受診(個人でもやってるけど自治体だと安い。 うちのところは、集団検診で500円でした。精密検査は自分持ち。 ちなみにマンモは1800円ほどだった記憶が…)をおすすめします。
自治体の健康診断制度を利用して、 先日乳癌検診に行ってまいりました。 初診のひとは保健センターに集まって講義を聞くことに。 これがまたまったく要領をえない、というか、つまんないというか、 単なるしゃべりたがりのジジィというか…。 や、エライ先生らしいんですけども。 スライドを見たらわかることを延々しゃべりつづけやがって おもわず寝こけそうになったときに、乳癌の最終形態なる写真を 次々見せられた。 怖い! 乳癌ってば、乳の中で癌細胞が広がっていくだけなのかと思ってました。 ちがうんですね。