2001年10月14日(日) |
『デモンストレーター』体験記 Last |
待機の仕事もなんとかこなした後は、
デモンストレーターのお仕事をいたしました。
私がやったのは、ライオン商品を売ることと、
かっぱえびせんのフェアでした。
思ったのは、調理のある商品は大変だ。 ということ。
台かりて、ホットプレート借りて、材料買って、領収書きって、……。
いや、お菓子のフェアでも同じことでしたが、私の前でデモしてた女の子が
『野菜にかけるだけで簡単ごまあえ♪』というモノを売っていたのですが
どうやら、アスパラを買ってきたはいいが、どうやって調理すればいいのか
わからなかったらしい。(←わからないもの買ってくるなよ)
大変だなぁ。アンケートにNOと書いといて正解だったわ♪
あ、もちろん、調理の仕方は教えてあげました。主婦なので。いちおう。
あと、試食させていると、いろいろなひとがくるのがおもしろいですね。
おもしろいというか、大変というか。
私の場合、じいさんがやってきて『えびを食べると腰が曲がるからいかんがや』と
ひたすらつきまとわれました(汗)。 子供なら、試食させて追っ払えるのだが、
このジジイ、えび嫌いのためそのテも使えず。(えびせんなんだけどね;;;)
とりあえず、↑のごまあえの話題をだし、そちらにふりました(腹黒)。 あのときのお嬢さん、ごめんなさい。
知人の場合、おつけものを売っていたとき、『どうぞ』とお箸でつまんで差し出すと
たいていのひとは手で受け取るのですが、そのおばちゃんは『あーーん』と
口をぱっくりあけて近づいてきたらしい。 ………それはどうかな、おばちゃん……。
この仕事の大変なところは、どこに行くかわからないところ。
仕事をもらうときに、店の場所と名前と売る商品がわかるんです。
銚子の近くの店を指定されたときは、呆然としました。
電車は一時間に1本しかない、田舎町。
片道2時間はかるくかかる通勤時間。 静岡--東京間よりも遠いのか!?
もちろん、通勤時間はお給料ナシ。
ちなみに、ここで昼休憩とっていたとき、みんなが『〜〜だべ』『だべ』と
当然のようにしゃべっていたことにカルチャーショック受けました(^
^;;
いなかっぺ大将 みたいじゃないのよー!
ただ、あちこち行かされるので、地理に詳しくなるのはいいところかもね。
頭にきたことは、事務所のいいかげんさ(いや、初日にわかってたけどさ)
『何時の電車にのってください』とまで、事務所に指示されるのだが、
その時刻が休日ダイヤだったりして違っていたとき。
まぁ、遅刻せずに済んだのだが、店に着いたときに確認の電話をいれるので
『ダイヤが違ってましたよ』と文句を言ったら『そうならないよう、早めにうちを出てください』と
逆に怒られた。 ムカッ。
それが二度もあったので、さすがの私もご立腹。
報告書 (一日終わるたびに、売上げレポートを書かされる。 客の反応、商品についての
意見、どのくらいの試食があったのか、売上げ個数、まぁ、細かい。商品についての
意見、なんて、そうそうないので、ダンナに聞いて書いてました(笑)) を郵送するときに
慇懃無礼に抗議の手紙を入れときました。上役か、元締めの会社がみるだろうから。
元OLをなめんなよって感じですね。
速攻陳謝の電話をいただきました。 それでよし(えらそう)
勘弁して欲しかったのは、冬の日、冷凍商品の前で一日中立ち尽くすこと。
寒いのよ、マジで。
いちおう、ストッキング+靴下+ホッカイロ という完全防備をしていったのだが、
つま先がジンジン冷えてたまりません。
スキー場か、ここは!? (しかも、吹雪のとき)
お菓子売るのに どうして冷凍食品の前なのか…。 小さい店だとそうなっちゃうのよね。
スーパーの内情がわかるのは、メリットなんでしょうか……(笑)
このデモのバイト、長続きする子が少ないみたいです。
そうだろうねぇ、わかるよ、あたしゃ。
試食販売している子たちをみると、同情してしまいます。
早く終わらないかなぁ、とちらちら時計を見ている娘、わかるわかる!って感じですね。
単発でやるなら、楽しいかも、ですね(本当か!?)
その場限りの人間関係だから、ごちゃごちゃしてないし 向いてるひとには向いてるかも。
(いまさらフォローってこと?)
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