青いくもと白いそら 想い出 † きのう † あした
草木萌ゆるこの庭を幼子が笑顔で駆ける空は私の罪さえ暖かく見守り私は疼く咎の意識に気付かない振りを続けるいまが未来へと繋がることはないと知ってはいてもそれでもこの倖せを手放せなくていつまでもいつまでもこの虚像のような箱庭の楽園がずっと続けばいいと願ってやまない崩壊を告げる警報がだんだんと大きくなっていくのを心のどこかで知りながら