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言の葉
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2004年08月10日(火) 止まった時間-6


そう
発端はボクの会社の事情だったんだ

入社して働き始めた頃って
残業代が青天井っていって
働いただけついてた
入社二ヶ月目には手取りで30万円を超えていた

これなら二人で暮らすのも
なんとかなるだろうなって思って
「まだ早いかも」って考えていた
結婚を決意したんだ

入社した年の年末
驚くべき制度が導入されることになった
賃金カット
こう書くと正確じゃないかな
つまり残業代の上額規制が導入されることになった

翌年の4月から100時間、80時間って
半年ずつの試行期間を経て
最後は50時間でカット
となると

結婚しても生活していけるっていう
ボクの設計は水泡に帰した
予定通り推移すると
ボクの給料は結婚の時点で
手取りで25万を切ってしまう計算になり
その半年後には
20万円くらいになってしまう

その事実に気づいた時
実は結婚することで
その年明けにすでに彼女の両親の元に
挨拶にいっていたんだ
自分の親を連れて

その挨拶から1週間もしないうちに
今度は式場の予約がとれたって
親から連絡が来た

ボクは正直あせりを感じてきていた
それは結婚してもボクの稼ぎだけでは
生活していくのもキビシイんじゃないかっていう現実が
すぐ目の前に見えてきていたから

結婚したら住む場所は
彼女の親の所有するマンションになるはずだった
その家賃と管理費で10万円ほどの
出費が予定されていたんだ
すると生活費は二人で10万円

学生時代
親からの仕送りとバイトで
月に25万円くらいの収入で暮らしていたボクは
目の前が真っ暗になったんだ

そして考えに考えて




押すと言葉がかわる投票釦


そういう答えがくるだろうって
正直予想してなかったボクは



押すと言葉がかわる投票釦


この時からすでに始まっていたんだ
今考えるとそうとしか思えない



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