言の葉
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今思い出すと それは多分に自己本位な行動だったと思う どうせダメだって思いながら アタマのどこかで もしかしたらっていう幻想を抱いて それを確認するため 自分の想いを断ち切るために 相手に手紙を書く そんな行為だったんだ
ボクは幼稚園の時から 6年間習字をやっていた でも字が下手で下手で 親には「ミミズ」とか 「人が見てもわかるように書きなさい」って いつもいわれてきた
そんな悪筆は今でも健在で 自分の書いたノートとかメモの文字を 判読するために 戸惑うこともしばしば 決して自慢出来る話じゃない
手紙を書くっていう行為は 自分の内面をさらけだすとともに 字が書けないっていう 恥ずかしい自分を相手にさらけだす行為であり ボクは書いては破り書いては破りしていて なかなか実行に移すことができなかったんだ 初めての相手にラブレターを書くわけでもないのに おかしな話なんだけど
何から書き始めたらいいのかわからなくて 内容は自然と 入学してからの彼女との関係を 自分の立場で見てきて感じていたことになった そんなものを見せられた彼女こそ いい迷惑に違いない
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カタン ポストに手紙を投函して 中に落ちる音を聞いた時 「あぁ、やってしまった」っていう 後悔の念となにかを吹っ切ったという 複雑な思いが交錯した
それは春休み最初の日 眠れない夜だったんだ
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