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言の葉
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2004年07月03日(土) 届かぬ想い-10


「ねえ、付き合わない?」

叔母の言葉に後押しされたわけではないけど
ボクはそう彼女に告げた

場所はいつもの昼休みの教室
他の2人がいない時を待っていたから
あの土曜日からは相当時間がたっていたと思う

瞬間的に顔を真っ赤にして
口をつぐむ彼女
その表情を見た瞬間
ボクは下を向いた




押すと言葉がかわる投票釦


なんとなく予想していた答えだったけど
ボクのアタマの中は
「シマッタ!」という思いで一杯になって
彼女がその後に続けた言葉は
全くはいってこなかった

困ったような
泣きそうな顔をする彼女の後ろには
教室の窓があって
運動場には太陽が燦々と輝いていて
時が止まった二人を置き去りにするかのように
運動場で遊ぶ生徒たちの歓声が響いていた



押すと言葉がかわる投票釦


それから誰かが教室に入ってくるまでの
数十分
長い長い沈黙が二人の間に
深い溝をうがっていったんだ



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