言の葉
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| 2004年06月15日(火) |
初めてのトキメキ-独白 |
蛇足ながら書いておきたいので 少々書き足しておくと
シリーズで書き続けているのは いつも「別れ」をモチーフにしていた さまざまな別れを意識から失ってしまわないために
今回のこの話を書こうって思って タイトルを考えはじめた時 なぜかその「別れ」を 思い出せなくて 彼女に対する「素敵な人だったなあ」という思いだけが 幾つかのシーンでフラッシュバックするだけ
正直初めて会った時のことすら その時は思い出せなくて なんとなく書き進むうちに ボンヤリと浮かんできたものだった
その忘れられないシーンというのが 彼女がボクの家で寝てしまうシーンと 映画館で手をつなぐシーン この二つだけだったんだ
プールにいった話も 書いているうちに 「そういえば!」って感じで 思い出したものだった
だから最初に書き始めた時は 「このシリーズは短いだろうな」って 思っていたんだけど 書けば書くほどなんとなく長くなって 今までの中で一番長いものになってしまった
どんな終わりになるのかなって思いながら 映画館での話を書いていて 突然思い出した「別れ」 正確にいえばその「別れ」は 「別れ」としての行為ではなく 天の配剤によるものなんだけど…
なぜこんなに長くなってしまうのかって 自分の中で考えていたんだけど 書き終わってわかった気がするのは 「自分がこのエンディングを書きたくなかった」 のではないかってこと
長く、とても長き忘却の彼方に 置き忘れられていたその「別れ」は 今のボクの精神ですら 数日茫洋とさせるのに充分なインパクトをもっていた 当時のボクにとっては それは大きなものだったに違いないっていう 想像だけはできる なんでこんな言い方になってしまうのかといえば その時の衝撃すらキレイさっぱり忘れてしまって あくまでボクの中には 「素敵な彼女のシーン」しか残されていないから
生ある存在として あまりにもはかない「人」というもの それを実感し理解するのには またあまりにも若すぎたのかもしれない
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なんともやるせない
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