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言の葉
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2004年04月09日(金) 別れの時間-5




押すと言葉がかわる投票釦


前日喫茶店でコーヒーを飲みながら
彼女の口からでた
さりげない質問に
「うん」と答えた瞬間から
別れは始まっていたのかもしれない
まだ始まってもいなかったというのに…

やっぱりショックだったんだなって
一人考え込んでしまったけど
それはいたしかたない
今のボクがあるのは
まぎれもなく過去のボクという存在あってのことだし
それを否定すること
また消し去ることは誰にもできやしないのだ

翌日から毎日彼女から連絡がくるようになった
まだ携帯でメールなんてできなくて
もっぱら電話で話すことだった
昼休みに彼女から電話が入ると
ボクはすぐに席を立って
むさぼるように話したっけ

「今日はどうする?」
「んー、7時過ぎには終わるよ」
「じゃあ、メシしようよ」

簡単で明瞭な会話
でもその中に流れる思いは
確かに本物だった

ある晩カラオケにいって帰りに駅に向かう途中
外はしとしとと小雨が降っていた

信号待ちでぼーっと立っていると
なにから右肩に重みが…



押すと言葉がかわる投票釦


信号が変わって
人の流れが起きても
ボクたちは運命に逆らうかのように
そこでキスし続けていた

こうして新たな1ページは
ゆっくりとめくられたんだ


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