言の葉
DiaryINDEX|past|will
今日は久しぶりに同僚と外出して 井の頭線の西永福まで遠征していきた 途中永福町を通過するときに 「ここの大勝軒って有名なラーメン屋だぞ」なんて 話をしていたら 絶対食べたいという同僚のパッションに負けて 帰り際に途中下車して 久方ぶりの大勝軒にいってまいりました
実は今を去ること20年以上前に 一度だけそこで食べたことがあるんですけど なんか煮干し臭いなーっていうのと 店内禁煙ということが妙に気に入らなくて 以来いってなかったんですけど…
久しぶりに訪れていわゆる名店は あいかわらず行列ができてました でも短めだったんで 待つこと10分あまり 無事座ることができました
ボクの座る予定の場所は 老夫婦のおぢいちゃんの食べている席 隣で食べていたおばあちゃんは すでに食べ終わっており 会計をすませてレジの前で待ってます おぢいちゃんはゆっくりと 自分のペースで麺をすすっています
普段だったら 早くしてよーなんて心の中で叫ぶとこですけど 今日はなぜか麺をすするおぢいちゃんが なんとなく可愛らしく感じて 思わず微笑みながら眺めてしまいました アチラは胡散臭そうな顔をしながら こっちをチラチラ見てましたけどね(笑)
やっとおぢいちゃんが食べ終わって 案内された席に座ると やっぱり椅子がほのかに暖かい なんとなく気恥ずかしいような 情けないような気分
で 肝心のラーメンはとえいば 昔感じた煮干し臭さは洗練されており ただ麺のボリュームの多さに驚くとともに ついさっきまでここで食べていたおぢいちゃんも そしておばあちゃんも同じ量をぺろりとたいらげていたのを思い出して その健啖ぶりにまたしてもなんとなくウケを感じてしまいました
食事も終わって駅に戻り 入ってきた電車に乗ろうとすると 目の前にいた杖をついたおぢいちゃんが いきなり電車の中へ転んで倒れこんでしまいました 一緒にいたおばあちゃんも そして一緒にいた同僚も はたまた電車に乗っている人からも 「大丈夫」「大丈夫ですか?」と声がかかります
↑ 押すと言葉がかわる投票釦
気が付くとボクはおぢいちゃんの両脇の下に手を入れて 持ち上げてました(笑)
「大丈夫、大丈夫。ありがとうございます」 なんとなく夢心地の世界にいるようなおぢいちゃん いえいえいいんですよ怪我が無くてよかったですねー なんて思いながら 近くのあいた席に座ると おばあちゃんが何故転んだのかを一生懸命説明し そんなことをしないよう説教してます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦
というか ↑ 押すと言葉がかわる投票釦
転んで痛かったのはおぢいちゃんだし 説教はじめてどーする!
6534
My追加
|