言の葉
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| 2003年11月18日(火) |
雨の降る空へ向かって |
朝、家の戸を開けると 雨がしたたっていた 残念だけど今日は傘が必要らしい
地下鉄の階段を上り 会社への道を歩き始める時 いつも迷う 傘が必要なのかどうか
少しくらいの降りだったら 傘などささずに 軒下を探しながら歩くのが昔から好きだった 今でもスーツが濡れるのもいとわず 傘をささない事が多い 持って歩いていてもね
「傘ささないの?」って 奇異な眼でよく見られるけど 「外国人だからボク」って 澄まし顔で答える 何故傘をささないかを説明することが難しくて…
子どもの頃 雨が降ると わざとゴム長の中に水たまりの中の水をいれて ビシャバシャ音をたてて歩いたっけ 雨が降りそそぐ空を見上げて 雨粒をしかと見つめる 眼の前で極限まで大きくなるのを見届けて でも眼の中に入らないように さっと眼を閉じる そんな遊びが子供心に楽しかった
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そんな感情に説明などいらないに違いない
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