言の葉
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それはまるで 朝目覚めて窓を開けた時 流れ込んでくる外の冷気
陽が高くなり 蒸し暑さが襲い来る前の ほんのわずかな清涼たる時間
朝露に濡れた木々の間で 深呼吸するたびに感じる 馥郁たる瞬間
熱気に倦む日中 急にあたり一面暗くなって 忽然と降りかかる夕立
つかの間の涼の訪れに ほっと一息ついたとき あらそうようになだれ込んでくる水の匂い
かき氷の甘い蜜 風鈴のささやき 木の葉に落ちる夕立の音
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ボクがこんなことを考えていたなんて その時キミは気づいていただろうか
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