言の葉
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冬になって 空気が乾燥してきたよね 風が強いせいもあって 本当に抜けるような青空だったりするんだけど そんな夜 フト見上げると そこには降ってきそうなほどの星、星、星
星空に意識を奪われて 遙か昔中学校の時にすきだった曲を思い出した 小学生の時にかぐや姫っていう フォークグループが解散して その中の伊勢正三さんが歌っていた曲で 歌い出しが 「星が綺麗ねとっても・・・」っていう歌詞で 凄く好きだった 悲しい結末の歌だったのもあって 妙に胸がうずいた記憶が今でもありありと残っているんだよね
そういえば一緒にやっていた山田パンダさんって人が 主題歌を歌っていた 「あこがれ共同体」っていう 原宿のブティックをモチーフにしたテレビも また好きだったんだけど あの主題歌はなんていう歌だっけな その番組の後でやってた 沢田研二主演の「悪魔のようなあいつ」の主題歌である 「時の過ぎゆくままに」は 今でも時たまカラオケで歌ったりするんだけどね
話が脇にそれてしまいました その星降る夜の話でいいたかったのは これまで一番感動した星空は 去年の1月にオーストラリアで見た空なんだよね 初めて南半球にいったんだけど 寝台特急に乗ってて 夜中に眼が覚めて オープンデッキで煙草を吸おうと思い 最後尾までいってドアをあけてでた瞬間 眼に飛び込んできたのは 文字通りそのまま落ちそうな星の数々 天の川って写真とかでは知ってたけど 実感したのは初めてだった 本当に夜空に白い星の帯がずーっと連なっているんだよね
今になればそれなりに言葉にできるんだけど その時はただ感動するばかりで 言葉なんてでてきやしない なんか言葉にすることで その思いが陳腐になってしまう気がして 黙って1時間以上眺めてた
ただ 横で一緒に寄り添ってくれる人がいたら もっと素敵な瞬間なのにって 考えている自分がいたんだ
おしまい。
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