★☆★ぶろたんのゲイ日記★☆★

Mental medical treatment by ★ぶろたん★


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2000年06月23日(金)   暗闇と光






「IWGP」&「QUIZ」完結。



どちらもグチャグチャな内容。

共通して思ったのは、今の時代を象徴させているなと。

とにかく、人が簡単に死ぬ。

「殺す」という言葉が平気で出てくる。

ナイフが平気で出てくる。

平気で刺す。

血が出る。出る出る出る出る出る。

とにかく出る。

暴力的。



若者の仲間意識の大切さ。

家族愛。



なんか、素直に喜べないのは俺だけか?

このテーマは、ゲイにとって、最重要テーマだと思う。



ゲイという存在は、いまだに社会では特殊な存在。

弱い存在だからこそ、仲間意識は強い。

「みんなで頑張って行こうよ!」って感じ。



正直、俺、そーいうのってゆーか、群れるの苦手。

でも、そんなことも言ってられない状況なんだよね、ゲイ社会は。

ゲイは、社会に出たら、1人では生きていけない。



悔しい。

でも、事実。



1人だけでは、とてもじゃないけど、社会に認めてもらえない。






↑押せば解る俺の想い




自分が、自分らしく生きていくために。

それは、自分だけ満足していてもダメなんだ。

他人にも、社会にも認められて初めて。

自分が自分であることを認識できると思う。

ゲイとしての自分を受け入れられると思う。



髪を切りに行くと「彼女いるんすか?」とか。

ウザイ質問に、どれだけ気分を害されただろう。

本来なら、リラックスできる場所のはずなのに。

俺はいつもそこに行くと、肩が凝って、ひどく汗を掻いている。



彼氏と街を歩いていたとき、

どれだけ手をつないで歩きたかったか。



見えない所や、夜だけしか手をつなげなかった。

堂々とやりたいのに。

何も変なことしていないのに。

罪悪感。



俺は、社会人でなかったら。

昼でも堂々と手をつなげる自信がある。



だって、俺、変なことしてないもん。

他人にどう思われようと、平気だもん。

俺は、それだけ、自分がゲイだということに、誇りがあるから。



ただ、今の状況だと、職場にも迷惑をかけてしまう。

職場のイメージ。

俺だけなら、なんの問題もない。

でも、俺は、イヌ。



こういう事をまた考えなきゃいけないのが、悔しい。





でも、俺は、正直、ゲイだからといって、あまり悩んでいない。



男が好きでも、自分の性志向について考えたこともなかった。

気付いたら、クラスの好きな男の裸、想像してヌイていた。



男が好きだからって、落ち込んだり悩むことはなかった。

すんなり自分を受け入れていたんだな。

「あ、俺ゲイなんだ。へー、そっか」って感じ。



まぁ、俺は、好きな奴が男だっただけって思う奴だから。

好きに、男も女も関係ないじゃんなんて、簡単すぎる?

でも、性別より、その「想い」が大切だと俺は思うな。



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続いて、家族愛。


今の俺にとっては、家族のことも大事。



今まで、親の為だけの人生を送ってきた俺だから、

普通の人とは全く逆に、これからは俺だけの人生を楽しもうと思う。



相変わらず、女関係もウザク聞いてくるけど。

まったく、相手にしない。



俺だって、好きな人を紹介したい。

親を喜ばせてあげたい。

そして、祝福されたい。





↑押せば解る俺の想い
下手すると、殺されるかもしれない。

そういう親だ。



俺は、彼女にとって、イヌと同じ、ペットのようなもんだから。



ペットに対する扱いは、飼い主によって違うと思うけど。

愛情を注いで、対等な感じだったらいいんだけど。

服従させるだけの場合は最悪。

いうこときかないと、罰を与える。



俺、最近思うのは、子供もペットも同じだなって事。

育てられるって事は、共通なんだよね。



まぁ、俺は、悪い意味での育てられ方をしてきたって事だ。

だから、主張することは極力抑制されてきた。

その反動が、今になって現れてきているんだけど。






話、ちょっと逸れたかな。



まぁ、俺は、親とは縁を切ってもイイとも思っているから、

そういう意味でカムアウトもしてもいいんだけど。



逆に、カムアウトが、悪い意味に取られてしまうことが問題なんだよね。



やはり、親にとっては、息子がゲイという存在にも驚くだろうけど。

孫の顔が見れないっていうのが、痛いんだろうな。

種の繁栄が、生物の基本だからね。






↑押せば解る俺の想い

「俺、なんでゲイなんだろう」なんて落ち込む暇があったら、

そういう風に考えないですむように、社会を変えるしかない。



 そして、1人1人が、

変えていこうという気持ちを持っていかなければならない。



「どうせ、ゲイなんて、ずっと迫害されるんだ」



そこで、お前の人生は終わっている。

ゲイが、人生の全てじゃないかもしれないけど。



それが、自分の一部である以上、

それは自分を否定することだから。



もう1回言う。



1人1人が、真剣に考えていくこと。



全てはここから始まる。





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