矛盾スルニモ程ガアル
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2021年11月23日(火) 「別に付き合いたくないわけじゃないけど」

こんばんは、ぼむでございます。

盛り沢山な祝日でございました。


エステ後、ダッシュで帰って着替え、メイクをし、彼にダメ出しされないように黒のロングスカート+白のタートルニット、トリーバーチの肩掛けバッグ(3万くらいでメルカリで購入)、ピンクのヒール靴で出発。


というのも、前回の飲みで「お前のファッション大嫌い。その年でふんわりした服を止めろ、っていうか俺が嫌い。あとリュックもあり得ない(※私は普段も彼に会う時も結構リュック)。肩掛けなのにデカい鞄も嫌い」と言われましてですね。

「まずは手持ちのふんわりした服全部捨てろ」とか散々な言われようだったのですが、とにかくファッションセンスに関しては私、Aさんの方が全然上だと思っているので。

まあ従いますよね(遠い目)でも手持ちの服でふんわり系じゃないの、本気でその黒ロングスカートと白ニットの組み合わせしか持ってない訳ですが。(まさか年明けの上司みたいな婚活相手とのアポのために買った服がここで役立つとは。婚活も無駄ではなかったですね……(ほろり)



んで、最初に江戸城跡に行ってド●クエウォークの御朱印とかをゲットしまして、その後綺麗な噴水のところに行って(語彙力皆無)、んで丸の内のハリーポッターコラボみたいなやつがあって、全てのスポットを回りましてですね。(知ってて連れて行ってくれた)

何かね、スイスイ案内してくれるんですよね。

ここ回ってこう行ったらここに着いて……みたいなの、知ってるんですよ。


分かります?? 新宿で遅刻した挙句道を知らない男性がオタオタしてるのを見た後での、この差!!!!!
(いや、地元じゃないのに来てくれたのだからいいのですけど、いいのですけど……でもそれにしてもAさんはあちこち遊んでるだけあって本当に色んな場所を知ってるんですよ……)



で、まあ私、前述の通りヒールなんですよ。



ヒールで。


ヒールでめっちゃ歩いて。



んで、「そろそろ足が痛いのでなるべく歩きたくない」みたいなこと言ったら、Aさんに

「出たよ。(←今までの女に散々言われてきたと思われる)頑張れや!」

って言われたので、

「頑張っとるわ(怒)!」って返したり。



「あー。頑張ってるのは否定しないですよ、否定しませんけどね」


みたいに返されて、本当にこの人とは、こういうやり取りの一つ一つが楽しいなあって思いました。
(婚活相手に一人でもこういう返しが出来た人がいただろうか、いや多分いない(反語))



ずっと比べてて本当に失礼なんですけどね、結局こういうのも頭の良さの一つでもあると思うのですよ。

道を覚えるとか、色々なものに興味があってあちこち出かけているとか。




さて。ツリーの前ではばっしゃばっしゃ写真を撮って、本当に色々なツリーがあって、中でも飾りが変わるツリーが綺麗でした。(だから語彙力)


んで、有楽町だかまで歩いて、適当なチェーン店の居酒屋さんに入って。


わいわいと話していたのですが、ふとAさんが聞いてきました。


「お前さ、なんで俺から離れて行かないの







なんで?(?_?)




なんでとは、なんで? Whyの意味??




私「何でって聞かれても?? (思い出す)あー、最初の頃とか、私が失恋したのをずっと話聞いてくれてたんだよ。そんで、辛くなって私がSOS出したら会いに来てくれたりとかして」


A「マジで!! 俺めっちゃいい奴じゃん!!」




はい。



ここで、まあ忘れてたんですけど、今のAさんが10年前のAさんではないことに改めて気付く私。



私「最初はそうだったんだよー。私たちが初めて会ったのって、マックで、私は浴衣を着ててさ」


A「お前浴衣とか着れんの。ってか、全然覚えてないわ(そりゃ別人だからね)。俺はさ、気付いたらいたの。皆が。
 俺が覚えてるお前との一番古い記憶はさ……何か、コテージみたいなところに泊まってて。
 んで、最後に数人だけが飲みながら喋ってて。たまたま俺とお前が同時にお手洗いに行ってさ……」



私「!!! 思い出した。私、抱きついた記憶がある。(つか抱きついてちゅーしたような)」



A「そうそう。それが一番古い記憶だからさ」



私「なんと」





いや待ってくださいね?

これちゃんと、経緯があるんですよ。


東京に試験を受けに来ている私に、Cさんが「試験が終わったら話がある」と
→私「別れ話?」Cさん「うん」
→試験後会い、正式に別れる
→別れた翌朝、カラオケで泣きながら寝る
→起きて「別れたのは……夢だったんだ、良かった。……夢じゃない(泣く)」みたいなことになる
→Aさんを当日誘ってカラオケに行ってもらう(それまで全然普通の仲間だった)
→私「失恋の歌歌って」
→A「失恋でもしたのかよwww」
→私「うん」(いきなり泣き出す)←迷惑


みたいな感じだったの多分本当にAさんと会うようになったきっかけで。


その時、安室ちゃんとか倖田來未などの失恋ソングを歌ってくれたんです。


それを聞きながら、私は泣いて。


んで、確かその後すぐが、Cさん含む仲間内での旅行(Aさんも参加)だったんですよね。


んで、その前日に飲みに付き合ってもらったとき、私は落ち込んでいて、行くの止めようかなみたいに言ったら、Aさんが

「相手はもう別の女と腰振ってるかも知れないじゃん。そんなの悔しいだろ! お前も全力で楽しめ」

って言ってくれて。


そのおかげで、旅行中も何とか楽しく過ごせたんです。
(思い出してきた)


それでその後、仲間内で忘年会があって。
(これは書いてましたっけ……覚えてない……)


多分、「笑うのが辛い」とかメール(当時)して、「そんな思いしてるんだな。行くから待ってろ」みたいに言われて。



んで、確かその時着ぐるみを着る会っていうのをしていて(いきなり謎)


何かAさんも女装とかしてたんですよね。(カオスな話ですみません)


で、いい加減脱ごうってなって、でも一人じゃ脱げないって感じになったからAさんの背中のチャックを下ろすために洗面所か何かに二人で入って。



入った瞬間に、私寄りかかって号泣ですよ。


んで、Aさんも黙って頭とか撫でてくれて。


んで、ちょい泣き終わってから私が聞いたんです。


私「ねえ、セフレってどうやって作るの」

A「何言ってんだ」

私「ちょっと自棄になりたいの」

A「傷つくだけだろ。やめとけ」

私「いいの。今まで、そういう風に失敗とか、自棄な行動とかしてきたことないの。だから、傷ついたとしてもそういうのをちゃんと味わいたいの」

A「……そうか」

私「うん。……ねえ、セフレになってくれる?」


A「ばっか、お前」


私「もう……そういうことしていないと辛い。辛すぎる……(号泣)」


Aさん「……」




で、確かここで、初めてのちゅーをしました



ってか、記憶ではAさんからしてきました。


私「(……これは何? いいよってこと? 何のちゅー?」

とか思いながら、なんせお互い酔っているので。


私「……セフレに、してくれる?」


ともう一度聞いたら。


A「……立ち直るまでな」


と了承が得られ。



年が明けてから鶯谷で待ち合わせをして。



んで、「お前本当にやるの」とか言われながら、「覚悟は出来ている」とか言って何か勢いで、して。



翌朝、鶯谷駅の何か階段上った通路みたいなところで、「ありがとう」って言ったら「大したことじゃねえよ」って言われて。

「ううん、ありがとう」って言って。



その時、私の目に。


何か、ちっちゃい子供を抱いたAさんが一瞬だけ見えて。


完全に幻覚だったんですけど、本当に幻覚とか見たことないので、あれは何だったんでしょうね……。




んでそれから、私が上京するときにはお土産の日本酒を片手に飲み→ラブホとか、ラブホだけで会うとか、そういう生活をしていたんですよね。


そんな訳で、抱きついたってのは身体の関係になってからの、2回目か3回目の旅行だったと思います。



でもさ。



それが今のAさんにとっての、私との初めての記憶なら。





私、痴女じゃん。っていう。







いやびっくりしましたよね。


当時のこと思い出してきまして、確かその時は超酔っ払いで、んでトイレから出たらちょうどAさんがいたんで、わーい抱きついちゃえって感じで抱きついたんですよね(遠い目)




だって多分その時はまだAさんが沢山いるって知らなかったし、向こうも「お前誰?」とか聞かないしで……えええ……。



もう、世の中の小説は大体人格って全然違うとか口調も違うとか性別も違うとか言いますけど、私が接している限りは大体Aさんっぽい人なんですよ(遠い目)


分かんないよ……いやもっと接していたら分かるようになるかもだけど……。


んで、とにかくそういう積み重ねの経緯があるんだよって話をして。


それから、ちょくちょく話題に上がっている妄想上の同棲の話になりました。

A「俺浮気して帰って来ないよ」

とか言われたんで、


私「いいよ。ってか私たち付き合ってないじゃん。何も言えないし」


と返すと。


A「だから付き合ったら、の話だろ」

私「Aさん私と付き合いたい訳じゃないでしょ」



A「あー、別に付き合いたくない訳じゃないけど、何かなー」





と。




私「(??)」


私「(??今なんて?)」



驚き過ぎて私は突っ込めず(だってこの間まで同棲も結婚も嫌だとか言ってたのに)、「???」みたいになっていましたら。



A「俺お前のこと好きだし




私「????????」



A「あっ、言っちゃった(口をわざと両手で塞ぐ)」



いやあ、虚を突かれ過ぎて全く気の利いた返しが出来ませんでしたよね。


んで、そのままその話題は終わり。



ふと私がBさんの話題を出したことにより。


A「あいつのLINEの名前何ていうの」

私「●●だよ」

A「マジで。あいつ●●って言うの」


みたいな会話をし。
(あーそっか、本名とか分かんないんだなーと納得しつつ)



AさんがBさんに電話をかけたんですよ。


で、かなり酔っぱらっている訳で、

A「そっちは遠い。けど俺がそっちに行くから。じゃないとあなたに会えないでしょ。俺はお前に会いたいのよ。イブは俺のために空けておいて」


とか色々言っていて。


んで、お手洗いに立つときに、「5分くらい喋っておいて」とか言ってスマホを渡されたんですよね。



うん。



実に、2月だか3月ぶり。



「まだ話したい」と私が言って「今仕事が忙しいからまた連絡する」と言われて、1ヶ月半放置され、その後私が諦めて婚活を始めたぶり。



んで、「最近仲間内の誰かと会った?」とか、そういう他愛のない話をしてたんですけどね。


Aさんが帰ってきても、私は電話を代わりたくなくて。



久しぶりに声を聞いて、まだ大好きで。


別れたことは、やっぱり本当に本当に悲しくて。




泣きながら話してたら、多分私よりBさんの方がガン泣きしてました。



ああ、お互い今でも好きなんだなって、この一年、Bさんの方もそれなりに辛い思いをしてくれてたんだなっていうのが分かって、嬉しくて。


Bさんに、ちょっとAさんと一緒に丸の内にいることを気にされたり。

私もイルミネーション一緒に見たとは言いにくくて、ドラ●エウォークしてたよって話したり。



そんなことをしていたら、急激にAさんの機嫌が悪くなり、いきなりスマホを取り上げられ会話を切られました


その後はもう、謎のバチ切れ八つ当たりですよ。


焼き鳥一本を別なお皿に移動させただけで、小学生みたいに大騒ぎですよ。




私、恥の意識が薄い方なので全然平気ですけど、これ外聞を気にする人だったら一緒にいられないだろうな、とは思います。



んで、あまりにも切れられるので。


最初は「やきもち?」とか聞いてたんですけど、段々私も腹が立って、



「ってか、お前が10年間放置してるからだろうが(怒)


って言ったら一瞬黙って、話題を変えてきたので怒りました。



私「私が! 何度も! アタック(死語)してるのを全部スルーで! ずっと他に女がいて! それで責められるのは納得がいかんわ!
 私はね、Aさんとのハロウィンの写真見て、ちょっと泣いたんだからね。毎年ずっと他の女と行ってる写真とか見てて、ああ私、本当は一緒に行きたかったんだなって」


A「分かった、分かったから」



みたいな会話でとりあえずその変なブチ切れは終わり(あれは多分別な人出てきてた)。




二人ともかなりの酔っ払いでお店を出て、多分Aさんの方がフラフラだったんですけど送ってくれて。


改札前で、いつものようにぎゅっとされて。


自然と、私の口から「大好き」って言葉が出ていました。



Aさんは、「またすぐ会えるからな」って言って、なんと!!





私に ちゅーを。(ただしマスク越し)





待ってた!! 待ってたよ、ちゅーされるの!!!←「好きだし」にびっくりするが、ちゅーに驚かない女。



ってか、ずっと自分を抑えてたよね。




だって、私のこと友達だと思ってるAさんからしたら、友達のはずの女がいきなり迫ってきたら嫌じゃないですか……。


ただでさえ、有料の情報商材に押し付けや好き好き言われるのは怖いし負担って書いてあったのに……。





だから、ちゅーもエッチもAさんがしたいと思った時、と決めております。


じっと我慢の子です。



それで、やっと!!



2ヶ月経って、やっと!!!!!!



ちゅーが!!!

(冷静に見て、40前後の男女が何高校生みたいなことやってんだって話ですね……。怖……。同級生とか子供がもう中学生とか高校生ですわよ……)



そんな感じで、その日はそこで別れて終わりました。




本当に、Aさんと会った日は余韻が凄くて幸せで、もう現実に戻りたくないな……って思います。





はー。Bさんと別れたとき、身投げしなくて本当に良かったな……(遠い目)




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