2005年07月31日(日) |
そして更なる大喧嘩。 |
こんばんは、ぼむでございます。
夏休みを取り、彼の元へと来ています。
そして本日、彼は夜勤。
暇なため連続更新という訳なのでございます。
さてさて、8時間ほど高速バスに揺られ(根性)、土曜日の夕方彼の所へ着き、今月会うのは4度目という快挙を成し遂げた私達ですが。
今日のお昼に、事件勃発。
前よりももっとひどい、大喧嘩をしたのです。
元々本日は彼は夜勤で、翌日は夜勤明け。
家を夕方4時前頃に出て、翌日朝の11時頃に帰ってきます。
んで、私としては、本日の午前中か明日の午後から、新居の物件を見て回るつもりだったのですよ。
ところが朝、見に行くつもり満々の私に対して、彼
「今日は行かないよ? 行けないって言ったじゃん」
と。
…いつ?
それは、
「夜勤前に行くなら早起きしなきゃだね」
「うーん、それは、俺たちだし無理じゃない?」
という会話のことを言ってるのかしら。
確かに、夜勤の前には仮眠も取りたいし準備もあるからキツイ、とは言っていたけど、でも行かないって話にはなってないと思ったんだけど…。
と、私としては納得がいかず。
しかも、明日の話にしても、何だか彼に行く気が感じられなかったので、
「もし、夜勤で疲れてたりしたらそのまま寝ちゃって不動産屋さんに行かない可能性もある?」
と私が聞くと、
「あー、あるかもね」
と。
その、簡単な感じといい、私が着いた日は結局ほとんど寝ていたこともあって不安になった私は、夜勤だし疲れているんだろうし、と自分を宥めようとしたのですが結局無理で、「私は行きたいんだけど」と早速自己主張。
そして、彼と話したのですが、彼はとにかく
「今日行くつもりは一切無かった。夜勤だから行けないって行ったじゃん。夜勤明けにしようって」
と。
私はひたすら
「でも、夜勤の前にだって時間はあるじゃん。夜勤の前の準備とか、夜勤にどれぐらい仮眠が必要かなんて分からないよ。早起きしたら行けるレベルだと思ったし、そうじゃないなら言ってくれなきゃ分からないよ。ちゃんと行けないって否定してよ。明日だって、疲れてるからってそのまま行かなくなりそうで怖いよ。私は物件見るのを楽しみにして来たのに」
と主張。
だけど、彼が黙り込んだままだったので、
「確かに、夜勤のこと分からなくて悪かったけど、でもお互いじゃない」
ということで、前回のように丸く収めようとしたのですが、それでも彼は不満そうに黙り込んだまま。
「何かあるんでしょ、言ってよ」
と言ってもこちらを見ようともしません。
んで、これは私がもっと自分の気持ちを強く言って、怒らせるぐらいのことしないと自分の気持ちを言いそうにないなと思ったので、そうしてみたところ、
「さっきから、ぐちぐち言ってるけど何なの。夜勤明けで寝るとか夜勤のある俺が悪いみたいに決め付けて。自分だけ被害者ヅラするんじゃねえよ、このクソボケがっ」
と、ものすごく柄の悪い感じで、ぐっさりと、罵詈雑言を言われました。
っていうかね、普通に二重人格? とか思ってましたよ。
普段のあの優しさは何だったの? みたいな。
もう呆然として、確かに彼が切れやすいようわざといろいろ言ったのは私ですが、だからそれなりに切れられることは覚悟していたんですが、幾らなんでもこれはキレすぎなのではないかと。
あの言い方といい、言葉の酷さといい、はっきり言って今までの彼氏の中であそこまで言われたことないですよ、私。
今までで一番優しい人が、今までで一番酷いこと(言葉のキツさ、という意味で)を言うというこのびっくりな事実。
もう、私、黙ってうん、うんと言っていたのですが耐え切れずに、「ごめんっ」と大号泣してその場を走り去り、彼は私の腕をつかみ、私はそれを振り払って別な部屋へ…という何かのメロドラマ状態でした。
んで、もういたたまれなくなって、「帰る」と荷物を片付け出すと、彼が慌てて「帰るなよ。帰るなんて言うな…」と私を抱きすくめ。
けど、私はそれを拒んで、とりあえず向き合って座って。
耐えようと思っていたけど、予想外に強い言葉を言われて、ショックで、正直これからもこんなことを言われるのであれば、この人とちゃんとやっていけるかどうか分からない、と、未来への自信が揺らぎかけていました。
いくら私が物件を見に行きたい、と言って彼の夜勤に対する思いやりがなかったといっても、あそこまで言われることは無いと思うのですが…。 というか、大概のことなら、「自分だって夜勤で疲れる。そのことを考えて欲しい」とか、そういう風に言えると思うんですが。
何もあんな言い方しなくても(涙)
本気で怖かったですし、愛情もあったけど、どこかで冷めるというより、自分が耐え切れなくなるかもしれない、みたいな気持ちはありました。
んで、泣きながら
「だって私は、物件見るのを楽しみにしてて、それを簡単に『行かないかも』なんていうから、軽いことみたいに思って欲しくなくて、『夜勤で疲れてるから行けないけど、ごめん』って思って欲しくて、それだけで良かったのに、ただ私の楽しみにしてた気持ちを分かって欲しかっただけなのに」
と伝えると、
「そうだったのか。俺は俺の夜勤のせいで物件を見に行けない、って責められてるのかと思った。ごめん、だったら俺の勘違いだった。ごめんな」
と謝ってくれました。
それに、
「せっかく来てくれたのに、ごめん。確かに俺はぼむと会えることが一番重要で、物件のことは片隅にしか無かった。ほとんどどうでも良かった。ぼむのことを考えられなくてごめん」
と。
きちんと謝ってくれたので、本当に良かったです。
それに、「私はこのために来たのに、行けないって何なの。ちょっと頑張れば行けるんじゃないの」と、私が彼の夜勤の大変さを軽んじていたことも確かです。
きっとその気持ちが伝わって、彼も怒ったのでしょう。
けど、やっぱり私は夜勤だからといって彼を責めるつもりは無かったですし、要するに物件を見に行くことをそれほど重要視していない彼に不満だった訳なのです。
それが、彼があそこまで誤解してしまうのは、今まで無かったような気がします。
元々切れた時は言葉遣いが超悪くなる彼ですが(普段温厚な分すごく怖いです。びっくりします。前に飛び出してきたバイクに罵りの言葉を言っていた時とかちょっとびくびくしてましたもん)、それにしても、この誤解というのが不思議で。
あんなに頑ななのも、無いことですし。
そういえば、前に彼が引越の準備や何かで疲れていて、そんな時に私がブライダルフェアに3時間かけた時、喧嘩になって彼がキレて、そんな状況と今回は似ています。
と、どこかで思っていたら、
「(そんな酷いことを言ったのは)ストレスのせいもあるかも」
と彼が自己申告。
…自己申告はちょっと、どうかなと。
そう思うのですが、まあ、それもあるのでしょうねえ。
けど、こんな喧嘩もあって、きっとプラスになるよ。お互いいい時ばっかりじゃなくって、悪いときだってあるんだから、そんな時にこそお互いを知って、喧嘩して仲直りして、いろんなこと積み重ねて二人になっていこうよ。と、私は彼に言うのです。
そしたら彼が、
「それはそうなんだけど、今回の経験はいらないかも」
と。
微妙に自分の発言を「無ければ良かった」と後悔しているようなのです。
が。
「無ければ良かった」は危険信号です。
正直、この考え方で連想するのは元彼ONLY。
考えればいいのは「やってしまってどうするか」であって、「無ければ良かった」なんて幾ら考えても仕方ないし、被害者側が考えるならともかく加害者側が考えるもんじゃないと思うんですよね。
「やってしまって申し訳なかった」と思ってくれるならOK。
だけど、「無ければ良かった」は誠意が無いし現実から逃げているだけの考え方で、決してプラスには向かないと思うので、ずっと「無ければ良かった」と言われてきて微妙だったのでこの考え方は苦手です。
それを伝えて、彼も納得してくれました。
確かに言われたことは辛かったけど、元彼のこともそうなように、時間が経てば、きっと流してくれる。
それに、私だって貴方にひどいことを言って傷つけるかも知れない。
お互い様、かもしれない。
他人に言われたら許せないことでも、貴方なら許せる。
そんな気がするし、そうなりたい。
そう思うので、彼と長いスパンでやっていこうと思っています。
とりあえず、あんな言い方しないでとは言って彼も言わないと言ったものの、実際あれが本性というか、地であるなら彼が切れた時は覚悟していかなきゃ仕方ないのかも知れません。
変に押さえつけて、歪んで出ても嫌だし…。
でももし彼が謝ってくれなかったら、ちょっと結婚考えていたかも?
まあ、謝ってくれると信じていたんですけどね。
普段が本当に優しいし、思いやってくれるので、そういう面があっても致し方ないと思います。
だって以前の彼氏方は、言葉もですが何より根本の考え方や態度が、酷かったですよ?(←お前が言えた義理か)
こういうことも乗り越えて、笑って夫婦になれたらなあと思っています。
甘いのかも知れませんが…。
いろんなことあったねって、最後に笑えるように。
とても。
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