矛盾スルニモ程ガアル
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2005年07月03日(日) 父親一発合格。

こんにちは、ぼむです。



さてさて、ブライダルフェアの翌日は、ついに対面、父親と彼。




私と母親(彼に何度か会っている)は大概気楽で、前日や当日の自分のイベントを気にしていたのですが、父親と彼は初対面なのでお互い緊張していたようです(笑)





まずは待ち合わせて我が親の車に乗り込み、本当に気楽〜な感じで1000円もしないで食事出来るお店(地元ならではの食べ物屋さん)に入り、とりあえず注文。




さて、会って挨拶程度しかしていなかった父親、最初に彼にした質問は。





父「君は、料理とか出来るのかね」





ずっこける私と母親。



母「お父さん!! 娘さんじゃないんだから!! 料理出来るのかって」


と突っ込む母。同意する私。


父親的には、食事をどうしているのか聞きたかったらしいのですが、料理出来るかって…。


まあ、私がされて最も嫌いな質問(何か、女は料理するもの、っていう固定観念が嫌で…)な訳ですが、まあ、男性にしたっていい訳で。


でもちょっとおもしろかったです。「料理出来るか」って。





で、まあ普通に向こうの生活とか、いくつか会話をしまして。




何かで、父親が「まあ、5月に結婚するなら…」とか言った訳です。



そこで、11月入籍6月挙式という私の希望を知っている母親、

「ぼむちゃん、ここで言ってしまいなさい。その方が彼も安心するでしょう。あなたから伝聞形でお父さんの言葉を聞くより」

と私を促しました。


と言う訳で、意を決して父親に私から話しました。


「実は、11月入籍で、先に彼の所へ行って、6月に式を挙げたいんだけど」


すると父親は、やはりいい顔をせず、


「まあ、お前らがそうしたいというならそれでもいい。けど、半年以上も間が開くわけだろう。親もその間に冷めるし、お前らも白けるんじゃないか」


と、微妙な賛成具合。


母親が必死に

「二人が決めたことなんだから、それでいいじゃない。ね、二人で好きにしなさい」

とフォローしてくれ、「向こうの親が良ければ、まあいいんじゃないムード」でその場は終了。



しかし、帰り道ではちらちらと「11月入籍だとしたら、早く動かなきゃな」と乗り気な様子も見せ(というかどうしてうちの家族は全員すぐに段取りしたがるのか…)、とりあえず前回のように「言語道断。絶対反対」という風でないことにほっとする私。




…で、多分OKなんだろうけど、OKなのか? ということを、私が彼を見送った後実家に帰って母親から聞いたことには。



母「お父さん彼を気に入ってたわよ。『ありゃ11月に(嫁に)行かさなきゃいけないぞ』って言って大笑いよ」




だそうで、やっぱりねという気持ちな私。でもちょっと、どこかでほっとしていました。



 
しかし私には、あまり彼を気に入った様子は見せない父親。

私がどうだった? というと、

「まあ、少し話しただけだし分からんが、賢いし、純朴そうで中々いいだろう」

とのこと。



…親のプライドなのか…??




しかしその後、やはり入籍と挙式が離れることについて、父親としては「しらける」「盛り下がる」との懸念を発表。←発表て。


私が反発すると、

父「そうじゃなくて、俺がいいたいのは、今はそばに行きたいから入籍したい、でいいが、将来お前らが後悔するんじゃないかってことだ。やっぱり入籍と結婚式を同時にすれば良かったとか、そういう後悔をしてもつまらないだろう。反対してるんじゃない、心配してるんだ」


…と。



うーん。確かに、自分は良くても周りからいろいろ言われたら、A型の私のこと、気にしたり後悔したりしないとも限りません。

というか、今既に迷っているのはそれもある訳で。


入籍を先にするとしたら、古臭い会社にどう言うか、とか、友達に何て言うか、とか。

一番世の中のスタンダードに沿わないと、面倒くさいことがあるんですよね…。



それに、何となく入籍と結婚式が近い方がいいなあ、と、私自身がそういう考えを持っているのも事実です。




「やっぱり同時がいいわよ☆」という人に対して、「私はこれがいいんです!」ってちゃんと言えるかどうか、それぐらいの気持ちを持っているかどうか、今の時点では自信がありません。




けど、やっぱり早くそばに行きたいし、6月挙式を諦めたくないのも事実だし、全部が全部両立する訳じゃないし…。



それに、11月なら絶対この日! っていう入籍したい日があるし…。





しかし、父親と色々話していたときに、ふと

「彼はもう家に着いたぐらいか」

と父が言ってきて。


夕方に別れて、彼が着くのは夜の11時。

そう答えると、父がふっと最後に「やっぱり11月がいいかもなあ。毎回こんなの(遠距離行き来)してたら大変だろう。早くあっちに行ってしまうか」と言ってくれて、とりあえずうちの親はクリアしたみたいです。



入籍と挙式について、これについては未だに迷っていますが、ともかく、向こうの親の了承さえ得られれば、どのようにでも出来る体制は整いました。



親と別れて、彼が帰る間際に、仮予約していた教会にも行き、雨対策等を色々聞いてきました。


…と言っても、得られた有力な情報は「雨を避ける人は多いが、6月の挙式も多い。6月に挙式、という人は、やはりジューンブライドにこだわっている」というもの。←有力かよ。



要するに、自分にどれだけこだわりがあるか、で。




後、一番聞きたかった更衣室の有無も確認してきました。



更衣室は男女共にある、但し両家一緒になるとのこと。

モーニングや留袖の貸し出しはあるが、ドレスの貸し出しはないとのこと。

着付けやヘアメイク、メイクもできるとのこと。



とりあえず、更衣室があるならちょっと安心です。



家から会場までを私服で来て貰えたら、割と楽になると思うんですよね。


タクシーも、屋根のある所まで来てくれるみたいだし、披露宴会場のホテルも、タクシーの降り場は建物の中。

移動で雨に濡れる心配も、あまりなさそうです。





荷物が多くなる分、引き出物をカタログにして、負担を減らして。(というか、何となく引き出物はカタログにしようと彼と話してたら決まったので)



その分引き菓子や、プチギフトはたくさん渡して。




イメージは少しずつ固まってきているのですが、それにしてもやっぱり、会わないと電話じゃ全然決まりません。


しみじみと二人で「やっぱり会って話さないとダメだね…電話じゃ決まらないね…」と話しつつ、ともかく式の前に一緒に住みたいという気持ちだけは決定です。


式を私の地元でする以上、どうしたって彼がこちらに来ることが増える訳で、会う+式のことがある訳で、彼の負担がどうしたって大きくなってしまうので、早くあちらに行きたい、というのもあるんです。


私と休みが合う休日は、ほとんどこちらに来てくれています。


ということは、彼には休む時が無いわけで、大変そうなのです。




…何だか苦労している気がする。




…何故、こんなことに。






…要するに遠恋がいけないのか!? ←今更気付く衝撃。


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