2004年11月16日(火) |
注がれてきた愛情を失った喪失感。 |
私は密かに、本当に密かに 「付き合った相手に最終的に振られたことが無い」 というのが自慢?でございました。
「別れた相手からやり直したいと言われる」ことが多い(注:私が付き合ってきた中でですが)のも、こっそり嬉しく思っていました。
が。
この間後輩の女の子と喋っていて、そのような話(元彼の話など)をちらっとして「まあそんな価値のある女じゃないんだけど」とか私が言いました所、その女の子が
「っていうか、ぼむ先輩っていっぱい愛情を注ぐから、その愛情を失った時に影響がすごく大きいんじゃないですかね」
と、言ってくれまして。
目から鱗でした。
…そうか。
そうだったんですか。
つまり今まで振られたことがあまり無いのも、やり直したいと言われることが少なくは無いのも、注ぐ愛情があまりにも大きすぎて相手に「こんなに自分を愛してくれる女はいない」と勘違いさせるからだったんですね。
…。
…嬉しくない…。
それって私の魅力とかいう問題じゃないですよね。
明らかに魅力とは別な所に訴えかけている結果ですよね。
…。
むしろ悲しい…。
しかも、言われてみれば「まさに」とか思うわけで、自分でもすごくしっくりくるその回答を前にして、今ちょっと呆然というか、「あーあ」というか、「っていうか私の価値って」と存在価値を疑ったりとか、心は千々に乱れております。
今まで、自分のことを好きだと言ってくれる人に対して「何だかよく分からないけどきっと彼らには訴えかけるものがあるんだわ(他の人にはさっぱりだけど)」と年に一人ぐらい趣味の悪い人がいるんだろうぐらいに思っておりましたが、訴えかけるものすら皆無と判明。
注ぐ愛情。愛情の重さって。
そんなの、みんな自分が好きだから私のことが好きなだけじゃないですか。
「こんなに愛してくれる人はいない」って私を取り戻したいんだとしたら、それって結局自分を愛しているだけですよね。
…私にどこか特異な人にだけ分かる魅力とか、そういったものがあるわけじゃあ無かったのですね…(遠い目)
更にその後輩の女の子が彼のファンだというので、
「でも、しっかり見たらそんなに顔とかかっこいい訳じゃなくない?」
と私が確認しました所、
「あー、確かに顔だけ見たら普通よりちょっと上、かも…」
と、さっくり現実を言ってくれまして。
うん。確かにその通りなんですが、至って普通なんですが、何かあんまり(趣味がちょっと変わった子に)かっこいいかっこいい言われるので今度は私が勘違いしそうになってた所だったんですよね…。
その女の子いわく、
「何か、あんまり若い頃の○○さん(彼氏)だったらそうでもないけど、今が落ち着いてて大人な感じで、トータルで見たときにかっこいいんですよー」
だそうです。
フォローは嬉しいですけど、その子との話ではちょっといろいろ悲しく思いました。
魅力。何か魅力が欲しいんですけどね…。
やっぱりやる気が無いのが問題なんでしょうか…。
それとも、「それがぼむじゃん」と言ってくれる今の彼氏を後生大事にして生きればいいのでしょうか。
うーん。悩みます…。←どんな悩みだ。
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