2004年03月13日(土) |
「どうやって生きていけばいい、君無しで」 |
こんにちは、ぼむです。 あの日記をUPした直後、彼から電話がありまして。
「ただ声を聞きたかったんだけどね」 という内容で、どうもお酒を飲んでいるようでした。 また!? またあの日々の再来なの!? と私は内心びびりながら(←ひどい)、静かに話をしました。
彼は、今自分が私のそばにいてやれなくて、自分自身が辛いこと、そばにいたいけれどそれは自分の役目ではないのだと思い知ること、だけどもし相談があればいつでも駆けつけることなど、ものすごく私ラブな発言をしてくれ、私はあまりの彼の熱烈ともいえる想いに少々びっくりしながら、またもやそこで自分との温度差を感じながら、ただうん、うんと話を聞いていました。
彼は、私のそばにいれなくて今自分も辛いが、もっとそれ以上に私は辛い思いをしてきて、それは自分がやったことなのだと思うと自分の辛さも我慢しなくてはならないと思うが、でも辛くて我慢できない。 ということを訴えてきました。そして、会いたい、と。
私は会うのは駄目だと言いました。次に会うときは、何らかの結論を出した時だと決めているのだと。
そうして話をしていて、私はずっと「戻るのが怖い」と訴えていた訳ですが、あまり、彼の事を好きでなくなっているということは伝えていなかったんです。なので、もうそれも隠さず言ってしまおうと思い、彼に伝えました。
けれど、そうして話しているうちに。
「貴方のことを好きじゃなくなっている」ということを伝えるのも、怖くなってしまったんです。
「貴方のことを信じられない」「貴方のことを好きな気持ちが薄れてきている」そう伝えておそらく彼がショックを受けているのは分かりました。 けれどそれを感じた瞬間、また、以前のように「私が彼を信用していない」と分かれば彼が辛くなり、それを私にまたあたるのではないかと怖くなったのです。 彼がショックを受けているのが、何よりの証拠でした。
そうして、このまま私が彼を信じられないままよりを戻せば同じことが起きると確信した私は、彼に
「もうよりは戻せない」
と告げました。
悲しいことに、それは全て自分のためでした。 自分が傷つくのが怖くて、もう同じことが起きると思ってしまえばどうしても駄目で、そう結論を出したのです。
彼は「分かった…」と言って、それじゃと電話を切りました。
私はもう眠かったので、何も考えずにそのまま眠りました。
その次の朝。 っていうか早朝。
私が寝ているところに、彼からの電話がありました。 もうひどく涙声で、思いつめた様子で、
「ごめん、もうちょっと結論出すの考えてくれないかな。これからどうやって生きていけばいい、ぼむがいなくて、どうやって生きていけばいい。会いたい。今日、会いたい」
というので、私も狼狽しつつ頭は半分寝つつ、「分かった、じゃあ夕方会おう」と言っていました。
という訳で、会ってからまた、考えるつもりです。(行き当たりばったり) どこまでも情けないキャラになっていく彼ですが、そうやって追いすがってくれるのも嬉しいことではあります。
が、もう私はその気持ちすらも、「今はこれだけ想っていてくれても、付き合いだして私が彼を信用できなければ、また『気持ちが冷めた』と言って振られるかもしれない」と思ってしまって怖いのです。 もう本当に傷つくのは嫌なのです。
自分だって悪かったのだから、こんなに被害者ぶってる場合じゃないのですが、「自分も悪かったのだからやり直そう」という気持ちになりません…。
もうね、やり直そうって気にならないものは仕方ないじゃん? やり直そうっていう気持ちになった時に、自分も反省して努力すればいいんじゃん? と最近は開き直ってきています。←最悪。
彼は
「どれだけ自分がぼむを傷つけていたか、反省した。本当にごめん。今までは自分が良ければいいっていうスタンスで来て、その次に自分が嬉しいからぼむを楽しくさせるっていうスタンスで来たけど、これからはともかく絶対的に『ぼむが楽しければいい』という気持ちでいく」
というのですが、私はその言葉だけではもう信じられないのです。
今までにも何度も、「どれだけ自分がぼむを傷つけていたか反省した」と言ってくれていて、けれどそれでもよく理解出来ないことを私にしては、私はそれを辛く思ってきました。 多分私が彼に厳しいのだと思いますし、彼は自分に甘いのだと思います。
どうなるかは分かりませんが、ともかく彼と会ってきます。
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