矛盾スルニモ程ガアル
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2004年03月03日(水) 出した結論。

(昨日、一昨日の日記の続きです。良ければそちらからご覧ください〜☆)


別れた彼に「よりを戻したい」と言われ、私が出した結論。

それは、

「少し考えさせて」

というものでした。


自分の中では逆ギレが本当に辛くて、今、やり直すこと自体が怖くなっていること。もっといろんなことをきちんと考えてみたいこと。
今はまだ自分の中で浮気のことを許せていないこと。
けれどそれが悪循環を起こした原因の一つにもなっているんじゃないかと思ったことなどを伝えて、「まだ少し時間が欲しい」と言いました。


彼は「分かった」と言い、私をずっと見ていました。


この日以来、必要なこと以外は彼と連絡をとっていません。




話している時に確かめたのですが、彼は、やはり浮気の後の態度も「浮気さえ無ければ無かったのに」と思っているようです。

私は、交通事故の例えを出して、彼に説明を試みました。

「貴方が私を車ではねたとするよね。これが浮気。私を傷つけた。
 で、そこから病院にすぐ連れて行ってくれれば良かったものを、更に私をはねたか、あるいは置き去りにした。これが浮気後の行動。これはさ、浮気したってそうしないよう出来たはずでしょう。浮気したとしても、病院に連れて行くことは、できたはずでしょう」

つまり私は、浮気と浮気後の行動は別のものとして反省して欲しいのです。

けれど彼は、「結局車ではねたことが原因で、それが無ければ全て無かったんじゃないか」と浮気の反省しかありませんでした。


ああ、まだ私の言っていることを理解していないなあ…と、私は悲しく思いました。
私にすれば、浮気と浮気した後の行動は別次元の話で、浮気もそうですが、その後の行動にとても辛い思いをしたというのがあるのです。
「浮気しなければ良かった」って、確かにそれはそうなんですけれどもそれは違うとも思います。


これを分かってもらえないと辛いのです。



…私にとって、彼の携帯は本当は、見るのが嫌なもの、でした。
この携帯で、彼女と1ヶ月もメールしたり電話したり、連絡とっていたんだと思うと、彼がメールをうつ動作すら嫌でした。携帯を操作することに嫌悪感を覚えました。
ともかく何も思っていないときでも、ふっと思ってしまうのです。「あ、こんな風に彼女にも連絡とってたのかな」とか。


それが嫌で、けれど言えなくて、自分が爆発したのを機会に携帯を変えて欲しいと言いました。彼は最初、それを拒みました。


そういう私の要求を拒むのは、結局は、彼が自分がしたことの責任をとるのが嫌で、逃げているんだと私は感じました。
その逃げを許せなくて、また私は責めました。
彼は責められるのが嫌で、更に私を攻撃しました。


…と、そういう悪循環で、ついに別れたのですが。


有難いことに、「やり方を変えてみたら?」とか、「言い方を変えてみたら?」とか教えてくださる方がいらして、



あっ、そうか。(ぽん)←手を打った音



と今更気付く2×歳の春。






思いつきも…しませんでした…。
そりゃもう、「彼が私の言うことを聞くのは当然」な勢いでしたので…。


そうでなくて、「こうしてくれたら、嬉しいんだけど」とか言えば良かったんですね!!
「こうしてくれたら、私もっともっと貴方を信頼しちゃう(はあと)」とか言えば良かったんですね!!←その言い方はどうかと。


ああ…あの頃の私に教えてあげたいです…。




けれど私の方も、今は実は、彼と付き合うのが怖くて。
「こうすれば良かったんだ!」とか思えても、「だからもう一度付き合って頑張ろう」とまで、思えないのが今、非常に重症です…。

じゃあ、それでも拒絶されてしまったら?
またあの冷たい言葉を吐かれたら?
私のことを、また軽蔑するような眼差しで射抜かれたら?
あんな暴言を投げつけられたら?


そう思うと、怖くて戻りたいと思うことが出来ません…。
自分だって悪かったのに、それを踏まえてもう一度やり直そうと彼の元へ戻るほど、実は今バイタリティが出ないのです。

多分今、彼の事を「好き」だと思う気持ちが全盛期の30%ぐらいではないかと思われます。


時間をおけば、また「やっぱり好きだ、やり直したい」と思うようになるのでしょうか。



まだ全然分からないのです…。




けれど、

「別れてから、貴方にひどいことをされた記憶しか思い出せない」

とつい言ってしまって、彼を泣かせた←酷すぎる。 ことからして、彼は彼なりに、ものすごく努力してくれていたんだと思います。


その努力を、もう一度アンテナを伸ばして広く深く受けとめてあげたいという気持ちは、まだ残っています。


私としては、自分にとって何一つ肝心なことを彼がしてくれなくて、むしろここぞと言う時ばかりに手を離されて、そのために彼が私にしてくれていたいいことまで帳消しになってしまった…のだと思うのですが、彼にしてみれば「あれもした、これもしてあげたのに」という感じなのでしょうね。


私の親友は、ここぞと言う時(私が回復しかけた時)に彼が私にひどいことをするのを、「ぼむが回復してきてるっていうのが、彼にも分かるんだろうね。だからそれで、調子に乗って『俺はここまでしても大丈夫だぜ』みたいになってそういうことをしてみちゃったりするんだろうね」とかなり的確に分析していましたが、実際彼の方に確かめてみたところ、「無意識にだけど、そういう気持ちはあったかも」ということでした。

何なんでしょうね。私が許しかけているということで、気が緩むのでしょうか。頼むからその緩んだ気をあんまりな方向へ持っていって欲しくないと願う次第です。
あるいは普段虐げられているストレスが、何かもっともらしい理由付きでそういう時に出るのでしょうか。どちらにしても私的には非歓迎ムード一色です。



彼にしてみれば、「謝っているのに、許してくれない」という思いがあったらしいです。「謝る→許す→やり直す」というのがセオリーであるのに、それにはまらないから不満を感じていた、と言っていました。
けれど、そのセオリーを自分がぼむに押し付けていた、その点を反省した、とも。



「許してくれない」とか思う時点で許せないと言いますか、しかしそんな私もいい加減許していない訳でそれもダメだしと思いますし、すごくすごく難しいです。
このあたりばかりは、自分で自分の気持ちと折り合いをつけなくてはいけませんよね…。


よく考えたら私、潔癖なんですよね…。←今更!?
そんな簡単には許せないし、多分世間一般の水準ぐらいに彼が謝っていたとしてもそれでも足りないし、だけど結局は自分が許せるかどうかだし、ああもう…。




しばらく悩みます…。
メールくださった方々、本当にありがとうございます!!
いつものごとくこちゃこちゃ考えつつなので返信は大変遅いですが、どうか気長にお待ちいただけますでしょうか。
どんなメールでも、励まされます、本当に(涙)

私はとても素敵な方々に囲まれているなあと、勝手に幸せに思う次第です。
この場をお借りしまして、お礼を。ありがとうざいます!!(多謝)


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