2003年10月26日(日) |
突撃となりの元彼氏。 |
はい、という訳で彼の家を訪れましたぼむです。
行く前は、いろいろな想いが入り乱れておりました。
最初は、久しぶりに会うという緊張。 次に彼の家に近付くに従って、 これ以上失望させられたらどうしようというものすごい不安。 その不安のために、軽く後悔。けれども自分の決断だと腹をくくる。 とりあえず今回は話を聞くだけで、絶対よりを戻すことはないだろうしと。
そんな感じで、彼の家に着きました。
最初はどうと言うことも無い、世間話をして。
それから私は本題に入りました。
「あの電話超不愉快だったんだけど」と。←本題!?
彼は「ごめんなさい」と言い私は「気持ちは嬉しかったんだけど、本当に嫌 だった」と追い討ちをかけました。←ひどい。
「私のことを思ってくれてたんじゃなくて、私が迷惑だって言ってるのに「謝れて良かった」なんてそれって自己満足でしょ。自己満足がしたかったわけ?」 と聞くと、なんと 「そうだと思う」 なんぞとほざきやが仰られました。
ありえません。この時点で私は彼のポイントは大きくマイナスです。
腹の立った私は腹立ち紛れに「反省してるの!?」と聞きました。 彼いわく「反省してるつもりだ」と。
つもりじゃねえよ。
と私は思いそれを伝えたのですが、彼としてはいつも自分と私の「反省」のレベルが違っているので、「つもり」だと答えるしかないというのです。
…まだそんなことを言っているのか…と思いつつも、とりあえず反省の気持ちはあるらしいです。けどそれだけじゃ駄目なんです。
という訳で私は今非常にフラバが起きて困っている、どうしてくれるんだと彼を責めてみました。
彼「どうしろって…よりを戻すってこと?」 私「いや、そうじゃないけど」 彼「…どうしろと」 私「どうするんだろうねえ」
話が進みません。(当たり前)
しかし彼の方には、私がよりを戻したいと言えば自分は断れないものだという意識はあるようです。ふむ。流石にこれで「自分はぼむには戻れない」とは言わないようです。全ては私の意のままにって感じです。よしよし。よく自分の立場を分かっています。←お前何様。
と、ここで、私は彼が私のことをふった裏の理由、 「泣かれるのがうざくなった」 ことについて言及してみました。
そういう気持ち、あったでしょ? と。
すると彼 「あったかも知れない。意識してなかったけど、無意識にはあったと思う」 と。
ここで普通なら「あったかも知れないじゃないわよ!」と怒るところなんですが、こやつの場合成長が見られます。
以前にも私のことがが鬱陶しくなった挙句に「ぼむのためにいいと思う」とか言う理由で振ったことのある男です。しかもその時は、「それって逃げじゃない」と言っても全然認めようとしなかったのです。 その時から比べれば、こうやって認めているだけ進歩が感じられるのです。どのぐらいの底辺からの進歩なのか、涙がちょちょ切れる所ですが、しかしまあ進歩といえば進歩なのです。
そして、私はふと思い出して彼の恋愛に対する価値観をもう一度聞いてみました。
「恋愛は人生の一要素で、趣味とかと同じものだって言ってたよね。その考えは、今はどうなの?」と。
彼は 「前はそう思っていたけど、今はこう、人生を一本道で例えるとして、前はその周りに要素が転がっていて、それを取り入れながら進んでいく感じでその要素の中に恋愛もあったけど、今は一本道で進んでいく道に沿うような、道に近いような感じで恋愛がある気がする」 と言いました。
それだよ。
恋愛は人生と共にあるものなんだよ。お前の前の価値観が本当におかしかったんだよ。
と叫びたい心を抑えながら、私は。
もう一度やっていこうかな、と思いました。
よりを戻すのではなく、やり直すという形で。
なので彼に、「やり直すことについてどう思うか」と聞くと、彼の方もそういう気持ちはあるということで、私達はやり直すことになりました。
はい、そうです。やりなおすことになりました。
性懲りも無く、何度目かの「付き合ってください」「はい」です。 もちろん今回は彼に言わせます。 私はふんぞりかえってその申し出に対し「いいわよ」ぐらいのもんです。(←そんな彼女心底嫌だ)
ご心配をおかけした皆様、温かい言葉をくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。 もう本当くっついたり別れたりで申し訳ないです。 いい加減落ち着けって感じです。っていうか今回で本当、私としても落ち着きたいですはい。
そして、本当にアドバイスをありがとうございました。 おかげさまでこのような結果になりました。 努力していきたいと思います。これから、出来る限りずっと。
実は結構この判断に自信がない(←おい)のですが、最終的な判断は自分ですし、煮ようと焼かれようと甘んじて受けるぐらいの覚悟でこれからも続くであろう困難と立ち向かいたいと思います。
…ていうか、これ以上続く困難なんて嫌だ…。(←もう負けてる。)
けど、やっぱり。
彼の部屋に入ったときから。
その部屋の全部が彼で、懐かしくて笑ってしまうのを堪え切れない時点で。
「もう、負けたかも」
って思っていた気がします。
…くやしー。
けど、頑張ります。
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