2003年02月25日(火) |
彼に送ったメール。(ぎゃー。恥ずかしー) |
件名:M(彼の名前)へ。
長くなります。えっと、まずこの間言った「よく考えて」っていうのは撤回させて。私ともう話さなくていいよ。もう私、じたばたしない。自分の考えを主張してMを苦しめない。 考えた末、決めました。きっぱりこの恋を諦めること。
どうしてそんな結論に至ったかというと。しかもまずは反論なんだけど。 私はMの言う「僕はぼむに甘えてるから、もう甘えないようにしたい」とか、「僕の犯した罪はぼむを失うことでしか償えない」というのは、やっぱり違うと思うのね。
どうしてかって言われれば、別れの理由を理屈で言われても納得できないから。 一生懸命考えて出してくれた結論なんだろうし、私のことを思ってっていう気持ちに嘘は無いんだろうけど、今Mと別れたら、私はあなたに裏切られたまま終わってしまう。 別れることでしか償えない、っていうのはMの考えだし、私の考えはそうじゃないから。
また、「もうぼむに甘えないようにしたい、だから別れる」って言ったけど、別れることこそ私への甘えだと思う。(あたしはね)
そんなわけで、あたしが望む「一番Mにして欲しいこと」は、「あたしのそばにいてくれること」。それは今も変わらないよ。
要するに、償いだとかそういった理由で別れたいっていうなら、私はそれはMのひとりよがりだと思う。 だからそういった理由はあたしの中では悪いけれど却下。 けど、Mが別れを決めたのはそれだけの理由じゃないんだよね。
そう思ったとき、改めてどうして私はMに別れたいと言われたのか、について考えたの。そして思いついた理由が二つ。
一つは、あたしがあなたを思い通りに束縛しようとしてること。 あんなことしたんだから、これぐらいのことしてくれて当然、ってどこかで思ってた。実際言葉にしたこともあると思う。今振り返れば、あたしが自分の気持ちを押し付けすぎてた。本当にごめんね。
二つ目は、あたしがMを信じられていないこと。Mはあたしといるとむなしさを感じるって言ったよね。 きっとあたしがMといるときでも、そのことを思い出して(思い出したくて思い出してるわけじゃないよ)悲しくなったり辛くなったりしてたのが伝わってしまってたんだと思う。
自分のこと信用してない相手と付き合っていくって、理屈じゃなくキツかったんだなって思うよ。これは私もなんとかしたくて(Mのこと信じたくて)今でも苦しんでるけど、私の方はどうしようもなくて。 Mもそれを分かってると思う。だからMが「自分も信じてもらえなくて辛い」ってあたしに言えなくて、けど無意識のうちに辛かったんじゃないかって思う。
そう思ったとき、別れようって決めました。あたしにもたくさん悪い所があった。Mが別れたいというなら、そうしようって。
だから、言うなっていわれてたけど言わせて。今までありがとう。 Mといれて幸せだった。こんな私に付き合ってくれたこと、 今でも感謝は変わりません。 本当に大好きでした。本当にありがとう。どうか元気でね。
ぼむ
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ぎゃあああああああああ。恥ずかしいったらありゃしません。 なんなんでしょう。この「キラキラ…」とでも効果音のとびそうなメールといったら。
何をカッコつけてるんでしょう。オマエは何者やねん。あー恥ずかしい。 だけど惜しげもなく人様のことを公開しておいて、自分だけ逃れようったってそれはいけませんよね。という訳でほぼ全部そのまんまです…。恥。
しかしこのときは、本当に悩んで考えて、元彼にまで自分の欠点を聞きに行ったらさんざん言われて逆ギレしそうになりつつ非常に反省し、何度も推敲しながら(推敲してこれかいって話ですが)このメールを書いた覚えがあります。
もちろん当時は本心ですし、今もこのときの私の気持ちは嘘ではないと断言できます。
けど。
ぶっちゃけ
ここまで言ってんだから いい加減気付け。
という気持ちが無かったかと言われれば、ノウと言えない自分がいるのも事実でございます。
っていうか、
こんな慈愛に満ちた 聖母のような私に対して 恥ずかしくないのアナタ。
と思ってなくもなかったのだろうと、今振り返ってみて思うのです。
…違いますよ?何も狙ってやった訳じゃありませんよ? 当時はとにかく必死でしたから…。
普通は「相手が悪い!」ときて後から「でも自分も悪かったかも…」と考えるのかもしれませんが、私は逆で 「私が悪かったの!? 確かに悪かったわ…」ときてから「でもあんたも悪いんじゃん!!」 とくるようです。 すげータチ悪いです。
けど今思えば、もっと最初に責めておけば良かったと思います。 そうであれば、彼も彼女ももっと事の重大さが分かったでしょうに。
今更腹が立ってきて責めまくり最初女神のようだった(彼・談)私ですから、つい「こんなものかな」と思わせてしまったんだと思います。
それはともかく。
メールを送ってしばらく、私は彼の返事を待ちました。 そして。
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