さてさて昨日のやっつけ日記のことはさらりと忘れ果てまして。 あと一山越えたら過去話を大概話し終えますので、 よろしければもう少々この過去日記にお付き合いくださいませませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「飲みにも行かない、もう連絡もとらない」 そう言っていた彼女からの早すぎる招集メール。
しかし、ありえない事態に怒りながら「何なのこのメール」と言った私に対して、彼の信じられない一言が。
「でも、企画するだけして 本人は来ないかも知れないじゃん」。
常識を疑います。
どこの世界に飲みの企画だけして自分は来ない幹事がいるでしょうか。 急病や用事ならともかく、「自分が行かない飲み」を提案する人がいるなんて普通はありえません。
っていうか、実際ありえたとしても彼女に限って言えば飲みに来ない確率は無限大分の一くらいだと思います。
それよりはほぼ100%に近い「飲みに来る確率」っていうのを考えた方がよっぽど効率がいいと思うのです。というかそれが現実です。
彼は「ぼむがそれを絶対だと決め付けているから、そういう可能性もあるよってことを言っただけだ」と言います。
えーと、そんな可能性思いつくほうが難しいと思うのは私だけでしょうか。 むしろ常識の範囲内で判断しただけなのに、なんでこんな視野の狭いやつみたく言われなきゃならないんでしょうか。
普段は非常に視野の狭い私ではありますが、今回だけはいらない自信があります。彼女は来るつもりだと思います。
そんなお誘いメールをもらって、私の不安は一気に増してしまいました。 私は「これは彼女は他の何も知らない友達を連れて、絶対成人式に来る」と思いました。 「彼女が来たら逃げて」と言っていた私ではありますが、彼女一人ならともかく事情を知らない友達と共に来られては彼も脱兎のごとく逃げ出す、という訳にもいきません。
けれど成人式に行くなとは言えない。 そこで私は、私のエゴだとは思いましたが彼女と成人式に来そうな友達に事情を話して、彼女には会えないということをきっぱり告げて欲しいと言いました。 彼は「考えさせてくれ」と曖昧な態度をとりました。 結構いつものことですが。 そしてその後その問題は煮え切らないままお正月を迎え、 三が日を過ぎた頃もう一度話し合うことになり 私は「もう今度こそこれではっきりしてくれないのなら別れる」覚悟で彼の家に向かいました。
そんな私を待っていたのは……。
|