矛盾スルニモ程ガアル
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2003年01月31日(金) きっぱりさっぱり。

別れてきました。(あっさり)
凄いです。有言実行な女です私ってば。

向こうは「ぼむから別れを言われれば、いつでも別れる覚悟はできてる」と言っていた割にはちょっとショックを受けていたみたいですが、それでもお互い泣きもせず「じゃあ」と言って別れました。

少し紹介させていただくと、私も彼も大学生。彼は私より2つ年下で、女の子と付き合うのは私が初めてです。一昨年の夏付き合い始めて、今月で1年半になります(なりました。か)。

私が彼の浮気を知ったのは、去年の10月でした。
彼と一緒にお風呂に入っていたとき、彼からの突然の告白。
私は「浮気した」という彼に、10分程「まさかあ。騙されないよー」とまるっきりその言葉を信じていませんでした。
単なる彼の冗談だと、私のことを驚かそうとしているのだとそう思っていました。
けれど、いつまでたっても彼から「そう、冗談。驚いた?」という言葉は聞けなくて、深刻そうにうつむいている彼に私はついに不安になってきて、こう聞きました。
私「まさか、ホントなの?」
彼「うん。…ごめん」
私「…誰と?」
彼「Kさん(彼が中学の時の同級生で、当時片思いしていた相手)」
私「いつ?」
彼「夏休み、実家に帰ってたとき。9月の始め」

全身の血の気がひくとはまさにこのこと。人生何が起こるかわかりません。私は激しい動悸と体中の震えに襲われました。とりあえず彼を一発ひっぱたいて、それからお風呂から上がり詳しい話を聞きました。

7,8月と私との意見の食い違いやケンカが続き、「このままでいいのか」と思っていた。
そんな折に中学のときの仲良しグループでの恒例の飲みがあり、その帰りに彼女と二人きりになり少々寄り道をして昔通った学校に寄ってベンチで話をしているうちに、酔いも手伝って彼女とキスしてしまった。
その後、もうしないつもりで彼女と会ったがHしてしまったと。

彼は真面目でむしろどちらかといえば浮気をする人を少し軽蔑するような勢いの人で、そのようなことは絶対しない人だと思っていたので信じられませんでした。
けれど、浮気をするということはもう私に心はないんだと思った私は非常に悔いている彼に、

「もういいよ。そんなに苦しまないで、私も悪い所はあったんだし、あなただけのせいじゃない。私はこれから先誰かと付き合うことがあれば傷が癒えることもあるかも知れないけど、あなたは一生自分の罪と向き合わなくちゃいけないんだから。別れるから、忘れていいよ」

と言いました。

本心でしたが、何も格好つけようとした訳ではなく、ただ単に相手に気持ちがないなら別れるしかない。
別れるのならばせめて相手のことを思いやって別れたい。と思っただけです。相手の気持ちが自分にないと知った時の、私の諦めの速さは天下一品です。

そして何よりそんなセリフを言いながら、心のどこかで彼の言ったことが未だ現実のこととは思えない私がいました。


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ぼむ [MAIL]