先週、鳥取に旅行に行って来ました!
お宿はホテルニューオータニ。ビジネスホテルですが
けっこうゆとりのあるお部屋でした。
14時頃ホテル到着。ダンナはそのまま野球のオールスターゲームを
観戦したいとテレビにかじりつき。
ワタシはそんなダンナを放って、観水亭こぜにや
さんにお風呂を
もらいに行って来ました。
源泉かけながしの温泉。ちょっと小さめの露天風呂(8人ぐらいでいっぱいかな)
をひとり占めです。もみじの緑がきれいでした。
小1時間ほどぼーーっと浸かり、ホテルの横の大丸でビールと日本酒を買いこみました。
そんでもって、今日一番の目的、鳥取で白イカを食す!のために、
鳥取港まで行きます。
これです!透き通った白イカ!
まだ生きてるんですよーー! 出されたイカ刺しの足に
レモン汁をかけると、ニョロニョロ動くんざます!!(
゚Д゚)
味は皮を歯で突き破ったとたん、トロリとした甘味が
口の中に広がって、んまーい!
これをわさびじゃなくて、しょうがでいただく。しょうがの
ほのかな辛味が、これまた絶妙っす!
………しかし。旨いものにたどりつくには試練があります。
試練なくして、栄光なし!!
この店に着いたのは、店オープンの17時でした。
外には『白イカ祭り!』ののぼりが何枚もはためいている。。。
期待を胸に、レッツゴー (*゚∀゚*)」
のれんをくぐるワタシたち。
『いやー、今日は予約でいっぱいでして…』
なぬーーー!(
゚Д゚)
『ですが! たまたま19:30の予約のお客様がいらっしゃいますので
その方のお席をお使いください★』
ほーー(゚∀゚) 。女将、やるやんけ。
この、さりげない恩の売り方!
ただ席を通すだけでは味わえないラッキー感。
『メニューは決りましたか?』
『はい、白イカ祭りの泳ぎイカセットで!!』
このためだけに、はるばる大阪から出てきたもんね!
『いやー、あいにく、白イカがですね……』
なぬーーー!( ゚Д゚)!!
……いや、待て。これは女将のさりげない伏線にちがいない。
『あいにく、白イカが入荷しておりませんで。
申し訳ございませんが、別のメニューで』
まじかよーー!!(≧Д≦)/ 絶叫
『普通のイカでしたら、刺身でございますが』
いらねーよ!
『普通のイカを食べながら、待ちます。どんなに時間がかかっても待ちます。
これを食べずに帰るわけには参りません』
つぅことでね。待ちましたよ。結局小1時間ほど。
その間、通る仲居がみな「あと50分でございます」
「あと45分でございます」「お待たせしてますが、あと35分でございます」
…って、わかってるわ!
どこから来るかって?
山口県からだってよ!
鳥取漁港にいるのに! 俺ら!
ちなみに、席からいけすがみえる(でっかい流水プールみたいな奴)が
そこの看板には『目の前の日本海から取った海水に、地元のイカやタイが… 』と
書かれてましたが。
………地元? 社長の地元?
みんな! だまされるな!
で、ダンナが『山口から来るとは思いませんでした』なーんて
軽く厭味を言ってみたら
『そぉーーなんですよ! 山口から社長が買いつけてきて。
もうね、駐車場でスタンバイですよ!(≧∀≦) あそこの
お席のお客さまに、最初に出さなきゃって!
だから、今日一番に食べられたんですよー! ヾ(゚∀゚)ノ゙ヤッター』
すげー ハイテンションですよ、この仲居。
良かったですねー! お客さん!!!って
肩をバンバン叩く勢い。
ぅ、うん、良かった……
………って、だまされないぞーー!!
おまけは、胴体の刺身を食べたあと、エンペラと足は
塩焼きかてんぷらにしてくれるんだけど。
『塩焼きでお願いします』
『おまたせしました』
………って、どーーーーーみても、これ、てんぷらだよね??
『ぁ!すいません、すぐ作りなおします!』
『いいです!いいです!これ食べます!』
下げようとする仲居を押しとどめ、てんぷらをもぐもぐ食って、
食い終わったら、塩焼きがでてきました。
ラッキー!
お会計は、塩焼きはもちろん、最初に頼んだビールも
会計に含まれていなかった(たぶん忘れた)ので、ラッキーだったから
まぁ、良しとするか。
イカを待っている間、いろんなものをもごもご食べてましたが、
ずーっと『牡蠣なんざ、人間の食うもんじゃねぇ!』と
いきまいていたダンナですが、まぁ、食べてみなよと勧めた
牡蠣、しかも生牡蠣!をこわごわパクリ。
『---------………うま…』 ( ̄Д ̄;)
おめでとーございまーーす!
ついに、牡蠣克服いたしました!
新鮮なものを、上手に調理すりゃ旨いのよ!
(天然生岩牡蠣でした。旨かった!)
あーおいしかった。次は冬、蟹を食べに来たいです。