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ひげ



 小雨

昨日は結局、釣り場につくと小雨だった。
下関はここ2、3日間、一気に秋づいて、夜は涼しいを通り越して、寒い位だ。

そろそろ、水温も下がっただろう。
ギリギリの関門西流れを狙って、仕事あがりの9時過ぎからの釣行。

水を汲むと、周りの気温が低いため、水は温かく感じられるが、水温はかなり下がっている。なにを隠そう、熱帯魚飼育歴10年!ハンド温度計は健在だ!

さすがに、水温が下がると、餌取りの活性は一気に下がっていた。底のチヌもそうだろう。少しマキエを硬めに作り、底にマキエを溜める作戦に出る。

一点被せマキエなので、チヌが寄るのに時間がかかった。マキエ開始2時間後、ようやく一枚目のメイタ君34センチが針に乗る。

直ぐに底割りをし、やり取りしながらも他の魚を散らさないように、マキエを打つ。マキエ底溜め作戦が甲を期し、その後もメイタを2枚追加。

一枚を持って帰ると、腹は私のマキエで一杯。特に栄養価の高い麦を好んで食べている様子。どうやら水温が下がり、海の中も冬に備えた秋色一色なのだろう。

そろそろ、秋チヌ本番だ!






2001年08月31日(金)



 

今日は下関は朝から雨
雨の日は、釣りには持って来いだ!

◎魚の警戒心が薄れる。

◎雨で他の釣り師が少なく、魚が空腹状態である。

◎度を越えない雨に対しては、この時期適度に水温が下がり魚の活性が増す。

◎低気圧の弱い風が、チヌ釣りには程良い流れを作ってくれる。

◎沖が多少荒れ気味なら、沖の魚が浅瀬に非難してくる

◎普段洗わない車がキレイになる(爆)

 勿論、良いことばかりでは無く、ラインがさばき難かったり、往復の道が滑り易くなったり、突風や大波に注意が必要だったり・・・。でも、ひげは、雨が好き!今夜はドコに行こうかな?









2001年08月30日(木)



 秋2

 昨日、夜釣りに行ったのだが、すでに涼しいと通り越して肌寒さを感じた。

 浜辺では、学生だろうか、もうすぐ終わる夏休みを惜しむかのように遅くまで花火をやっていた。

 人間は毎年同じ風景だが、海は毎年変わる。

 過去、数年分の釣りノートを見ても、同じ時期の同じ潮に、違う餌取りが釣れている。そして、チヌの喰いもまちまち・・・

 しかし全然、違うのかと言えば、そうでは無く、やはり、季節と共に変わっていく自然に、魚達も対応して暮らしている。来る冬に向け、喰いが立ち活性付いているのも毎年の風景

 その変化に、人間が追いつけば釣果が伸ばせるだろうし、追いつかなければ空バリとをひくこととなるだろう。

 表の掲示板で話しになった、経験と勘。どっちも釣りの重要な要素だ。また、感性と言う意味で、風さんが、勘を感と書き換えられていたのにも、釣り師それぞれの、“魚への思い”を感じた!


2001年08月29日(水)



 

最近雑魚の活性凄いな〜・・・

おお!良アジ釣れだしたぞ〜!

そう言えば、多少は涼しくなったかな?(いや、ダマされた・・・昼間はやっぱり地獄やな・・・)

ん?前線?明日は雨やろか???

 悲しいかな私は、こんな事でしか、季節の変わり目を感じることが出来ない。しかし、現代社会においては、こんな事でも肌で感じられるのは、幸せなことなのかも知れない。



2001年08月28日(火)



 こだわり

 昨日は結局、船に乗れずにその船宿の近くを波止釣りとあいまった。

 しかし、水深竿2〜3本の波止は、この時期餌取りのオンパレード・・・

 果たして、フカセにこだわるか、オキアミ餌にこだわるか。

 最初は、その日考えていた仕掛けもあり、フカセにこだわってみた。もちろん、オキアミは数秒で餌取りの胃袋に消えて行く。餌取り用に持って行った自家製練り餌で、完全フカセで沈めて行った。しかしながら、小アジはかわせるモノの、そこ付近のカワハギやフグに、この練り餌は大人気・・・。シブシブの自立棒ウキは浮いてきて食い上げが目立つ・・。餌をその辺に付いているカラスガイにして、際を落とし込んでみたら、今度は全然反応が無い・・・どうやら、底の餌取りを追い払う様なチヌの群はいない様子。

 次には、数少ないチヌを狙うために、喰いの良さを優先させて、オキアミにこだわってみた。勿論、そのままでは、底に付くまでに持たないので、ここは、掲示板でもお馴染みカズさん直伝のパン粉釣法をアレンジして、ゴルフボール大のパン粉ダンゴにくるんで底まで持たす。さすが、オキアミ、喰いは良い。底の餌取りが、ドンドン針にのって釣れてくる。カワハギも良型が釣れると嬉しいモノだ。なるほど、カズさんが、パン粉釣法にこだわられているのもうなずける。これだけの餌取りの中でも、楽しい釣りが可能だ。

 残念ながら、チヌは見られなかった・・。近くには川、台風後で少し濁りを帯びた水と下がった水温。どれを取っても、絶好の条件だったと思う。しかし、チヌを寄せる事が出来なかった。まだまだ、波止釣り修行は続く・・・

 


2001年08月27日(月)



 たまには気分を変えて!

明日は、アジ釣り!
新しく沖波止出来たそうなので、調査も兼ねての釣行。良型のアジが来ているそうだ!

『チヌを釣りたきゃ雑魚を釣れ!』は私の師匠の言葉。

色々な解釈が出来る。

◎チヌがいるタナを知りたければ、雑魚を釣って見ることだ!

◎雑魚を呼んで、チヌをなぶらせろ!

◎釣りを続けたければ、女房、子供に魚を飽きさせない事?!(爆)

◎色々な魚を釣ってみて、それをチヌ釣りに活かせ!

明日は、下の2つになりそうだ!もちろん、その後は、タナを下げてはみるが・・・(爆)

2001年08月25日(土)



 台風2

アレ?昨日の日記が保存されていない・・・(ナゼ???)

ま、とりあえず、台風後の波止で釣って来ました!

最初はどんな魚がいるのか、タナを2ヒロにして流してみる。
驚いた。魚達は餌を求めてバシャバシャ状態!
人間の比喩を使うならば、失った時間を取り戻すかのように?!(ちょっとキザかな。。。)
 釣れるのは、小鯛、サヨリ、アジ。水面にはボラも群れている。やはり、沖から湾内に非難して来ていたのであろう、夜釣りにも関わらず、昼のような餌取りの多さだ。

 次はタナをとり、底ずらしで流してみる、ゴンズイ、ハゼ、アラカブ、またしても小鯛・・・底の魚も空腹状態の様子

 仕方なく底切り10センチ前後のタナにし、餌取りを避け、手前の返し潮にのせて、ポイントに運ぶ。釣り開始2時間、やっと、餌取りの中からメイタ君のお出まし!しかし、小さい・・・クロ流に言うなら足の裏サイズ・・・。次々に上がって来るが皆このサイズ。なるほど、弱い子メイタはキワキワに非難していた様子。針を飲み込んだ1尾を調査用に持ち帰ったが、腹の中は空っぽ。台風の1〜2日間は、身を守ることで精一杯だったようだ。

 この日の釣果はこれだけ・・・(涙)

 本当は、台風で湾内に非難してきた沖チヌを狙いたかったのだが・・・。この沖チヌ、昨日の日記に書いたのだが(無くなっちゃいましたが・・・)すこぶる引きが良い。地付きの釣り師を手玉に取る賢さは無いモノの、その強引なまでの引きは、波止釣りと余裕をかましている釣り師から、主導権をさらい、沖へ沖へと猛ダッシュを見せてくれる。海が荒れた前後の、波止のお楽しみなのだ。ヒレも一回り長く、スリムなボディ。釣りたかった・・・。



2001年08月24日(金)



 台風

台風が日本列島に猛威を振るっていますが、皆さんの地は大丈夫だったでしょうか?

ひげの住む下関では無事に台風も過ぎ去り、昨日は海の様子を見に偵察隊出動!

海に行ったのが、真夜中11時。さすがに秋の大潮!普段の比にならない程潮が満ちていた。風もまだ多少残っている。

波止から懐中電灯で海を照らして見ると小魚やボラで溢れている。良く見ると良型のアジや飛び魚までも!荒れた沖を避けて内海に非難してきたのであろうか?

いつもなら一緒にはいないであろう魚達が、風裏になる狭いスペースにひしめきあっている。まるで水族館を見ている様だ。

生物の本能というのはすごい!いつもながら関心させられた。




2001年08月22日(水)



 天然サナギ粉ヌカ

お食事中の方はスミマセン・・・先に断っておきます(笑)
そう言えば、特性天然サナギ粉ヌカについても書いておこう。

ヌカに自然に虫が沸く。これを釣り用に使ったのだが、大変チヌの寄りが良かったのが始まりだ。

どうやら、主な虫には2種類いるようで、1つは茶色い2、3ミリの雌のかぶと虫みたいなヤツと、2つめは白い蛾。ヌカを放置しておけば、夏場なら直ぐにヌカ中に発生する。

チヌは雑食性だが、水中の軟体動物は特に指向性が高い。濁りにチヌが寄って来ると言うのも普段、砂中の虫を食べている本能からなのだろう。

実際に、チヌの集魚材にサナギ粉(この場合は中国産のカイコのサナギ)が入っているモノは多い。また別に、サナギ粉を添加するチヌ師もいる。

ならばと思い、今では大切なタネ虫のいるヌカを、新品のヌカに混ぜ、より多くの虫を沸かせるようになった。

ベランダで繰り広げられる生態系・・・女房と毎日喧嘩なのは言うまでもない・・・(爆)
 


2001年08月21日(火)



 遊び心!

昨日の釣りでは、マキエで遊んでみた。
ナント食材のシャコの食べ殻を使用したマキエ(笑)

シャコはエビやカニと違い、頭のミソの部分は食べない。指で摘んでみると、これがまた美味しそうなミソがたっぷり出てくるのだ。

「これは使える!」

他の部分はトゲトゲしいので、頭だけを集め出刃包丁で叩く。これにヌカ、海砂ダケのシンプルマキエ。

実際に海で撒いてみると、何とも良いカンジ!!!
ヌカの濁りで表面には雑魚が、そして、底に沈んだシャコ殻には、手のひら大のメイタや良グロが寄って来るではないか!!!釣りも忘れて、小一時間はマキエを投げて楽しんだ(笑)





2001年08月20日(月)
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