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2020年11月02日(月) 空手に先手なし

「空手に先手なし」と言う言葉はとても有名です。空手をやっいる人なら誰でも1度は聞いた言葉だと思います。そして沖縄から始まる多くの空手家達がこの言葉を大切にしてきました。特に船越義珍先生はこの言葉とこの教えをとても大切にしたそうです。大山倍達総裁は「空手に先手あり、しかれども私闘なし」と仰られています。琉球拳法空手術の達人である本部朝基は実戦時には「空手は先手である」と言ったそうです。自分から人と争いを起こすなどは言語道断です。また今ある自分の全てをかけて戦いを避けなければならないと思います。戦うと言う事は誰かが傷つき誰かが悲しむ事なので、戦うという事に勝者はいないと言う事になります。だから戦わないために自分の身に付けた全てをかけて本当の勝利者になりなさいと言う事なのだと思います。戦わないために常に戦いを意識して稽古しなければならないと思います。そして常に自分に厳しく誠実に生活しなければならないのだと思います。ですがもし戦いを避けられないのならば、その時にはやはり先先の先を取る気持で戦わなければならないのだと思います。


2020年11月01日(日) 素晴らしい成長

今日はとても嬉しい事がありました。雑色道場生の北村優翔と冨樫圭斗の二十歳になるお祝いに呼んでもらいました。二人とも久しぶりに会いましたが、しっかりと立って挨拶をしたり、私が座るまで立っていてくれたり、座ってもしっかり正座をしていたり、両手で飲み物を注いだり受けたりとしっかり人に対して気遣いが出来る人間に成長していました。二人ともどんな世界で生きていく事になっても先輩に気に入られ、同輩と仲良くし、後輩に慕われて、人から愛されて重宝されると思います。二人の両親の教育の素晴らしさに感動しました。これからも二人とは一緒に飲んだりする機会もあると思います。二人の未来がとても楽しみです。


2020年10月31日(土) 自分の中の正解

膝が悪くなった事も新たな気付きを得るキッカケになっています。毎日、三戦と鉄騎の型をやっています。私は三戦も鉄騎も何種類かやり方を知っているので、いろいろなやり方でやっています。何回も型を行う事で、型の中に隠されている意味を考えたり、自分の中にある感覚を確かめたりしています。いろんな先生の考え方ややり方を試しながら型をやっています。その全ての中に正解のヒントが隠されています。それを探りながら自分の正解を探して稽古しています。まだまだというか全然というか、正解がさっぱり分かりません。いつか自分の正解を見つけられる日が来るのだろうか?それは分かりませんが、とにかく稽古に励んでいます。


2020年10月30日(金) 出来る事が増えて行く

空手道には、身体のどごが悪かろうと出来る稽古はたくさんあります。そして稽古は本当に楽しい。この歳になり空手道に無限の可能性を感じています。歳をとり出来ない事が増えても、歳をとり出来る事が増えて来るのがとても楽しいです。この感動をたくさんの人に伝えて行きたいと思います。歳をとればとるほど出来る事が増えていくなんて素晴らしいと思います。


2020年10月29日(木)

膝がいよいよかなという感じです。この4〜5年は鍼治療などをして治してきましたが、今回は治る兆しがないので、しっかりと専門的な病院で検査をする事にしました。どうなるかはまだ分かりませんし、良くなるのかも分かりませんが、出来る稽古はたくさんあるので、それをしっかりとやって行きたいと思います。


2020年10月28日(水) 250000

「菅野日記」を開いたらアカウントが250000になっていました。2003年の12月からこの「菅野日記」を始めたので、この日記を始めて約17年という事になります。何はともあれ人の目に入るものを書いているので、人が見て不快になったりネガティヴになるような事は書かないように気を付けて来たつもりです。書き始めた頃の私は30歳でしたが、私も今ではもう47歳です。その17年の間にはいろんな事がありました。選手としての引退、結婚、長男と次男の誕生、その時々の事をこの日記を読んで自分でいろいろ思い出したりもします。これからも頑張って書き続けたいと思います。毎日、何か書きたい事が生まれるよう頑張って活動したいと思います。


2020年10月27日(火) 難解です

クリストファー・ノーラン監督の「TENET」を2回観ました。1回目を観ても全然理解不可能でした。パンフレットの解説を読み、もう一度観て、やっと少し理解できましたが、まだまだ分からない事ばかりです。こうなったらもう一度観に行こうと思います。時間の順行と逆行。そして順行と逆行の挟み討ち作戦。んー理解力の弱い私には難解です。


2020年10月26日(月) 2回目もまさかの号泣

「鬼滅の刃・無限列車」を2回観に行きました。2回目は流石に泣かないかと思いきや1回目同様、まさかの号泣をしてしまいました。たぶん3回観ても泣いてしまうと思います。長男も2回目を観て泣いていました。こうなったらDVDが発売したら、即購入して何回観たら泣くのを我慢できるか?やってみようかなと思います。鬼滅の刃を見るキッカケはフィットネスクラスの参加者のお勧めがあったからだったので、その方には本当に感謝です。本当に良い作品に出会えました。この作品を10代の頃に読みたかったなと少し思います。


2020年10月25日(日) 優勝祝賀パーティー

昨日、日本人初の無差別女子世界チャンピオンの永吉美優選手の優勝祝賀パーティーに参列して来ました。とても良いパーティーでした。永吉選手のスピーチで「私は、今までは、自分の夢を叶えるため、自分本位に自分の事だけを考え、夢を追いかけて来ました。いろんな人の協力があり夢を叶える事が出来ました。これからは自分が人の為になる活動をして道場や極真会館に貢献して行きたい。」と言っていました。本当に素晴らしい人だなと思いました。私もあんなスピーチが出来るような選手を育成したいと思います。


2020年10月24日(土) 拳法八句

宮城長順先生が剛柔流起こされる時に「武備誌」の拳法八句にある「法剛柔呑吐」から流派名をつけられたことは有名です。拳法八句とは「人心同天地」「血脈以日月」「法剛柔呑吐」「身随時應変」「天逢空則入」「碼進退離逢」「眼要視四方」「耳能聴八達」の八句の事です。最初の三句は心の教え、残る五句は技体の教えだという事です。全ては心技体の一致を説くものだと言われています。この拳法八句の意味を意識しながら型の稽古を行うようにしています。


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